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ICT用語ガイド

GUIDE 040 Wolfram|Alpha

〜検索サービスの次なるステップ〜
2009年10月21日公開

パート1 「Wolfram|Alpha」とは何なのか?

Wolfram|Alphaを使えば、「今まで」との違いは明白

Wolfram|Alpha トップ画面

Wolfram|Alpha トップ画面

キーワードからユーザーが知りたいことを予測

キーワードからユーザーが知りたいことを予測
入力したキーワードの意味を分析し、ユーザーが何を知りたいのかを予測、最適な答えを返してくれる。上図のように、「tokyo osaka nagoya」で検索すると地図や人口、距離と移動時間などが一覧となって表示される。

Wolfram|Alphaは、世界的に有名な科学計算ソフト「Mathematica」を開発したWolfram Research社の子会社、Wolfram Alpha LLCがインターネット上に公開し、運営している無料サービスです。

使い方は従来の情報検索エンジンと変らず「キーワードを入力するだけで、関連情報を呼び出す」スタイルです。しかし、Wolfram|Alphaは「世界初の計算知識エンジン」あるいは「画期的な知識検索型エンジン」などと報道されています。いったいその違いとは何なのでしょうか?

実際に試してみると、違いは明らかです。たとえば「tokyo osaka」というキーワードで検索した場合、従来の検索エンジンならば、「東京や大阪に関する情報を掲載するサイト」をインデックス画面で一覧表示されました。ところが、Wolfram|Alphaの場合は違います。地図、人口、天候、東京〜大阪間の距離や移動時間など「キーワードから情報ニーズを推測し、該当する情報をグラフィカルなページに整理して表示される」のです。

 現状は英語対応しかありません。ですから、アルファベットでキーワードを入力すると、独自開発の計算アルゴリズムが「ユーザーに求められている回答」を分析。それに基づいて、Wolfram Alpha LLC社が収集・集積・管理しているテラバイトクラスの知識情報から「回答」を抽出して表示する、というのがWolfram|Alphaです。

独自の計算テクノロジー「Mathematica」をバックエンドで活用したキーワード認識力。そして「ウェブサイトを探して提示する」のでなく、自社が保有するデータベースから「知識を探して提示する」のが、既存の検索サービスとの大きな違いというわけです。

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