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法人のお客さま総合 > ICT Business Online > データから見るICT > クライアントPC管理の実際 3.シンクライアント型ソリューションへの期待
2010年11月10日公開
情報漏えいが発生する原因として、前述したウイルス感染のほか、ノートPCやUSBメモリの置き忘れ、あるいは盗難なども挙げられています。これらのリスクへの対応として、ノートPCの持ち出しを制限する、あるいはUSBメモリの利用を禁止するといった手段が考えられますが、こうした対策は業務効率の低下にもつながりかねません。
そこで考えられるのが、サーバー上でのデータの一括管理です。最近ではこれをさらに一歩進め、OSやアプリケーションまでを含めてサーバー上で実行し、それをクライアントからリモートで操作する「シンクライアント」ソリューションに注目が集まり始めています。
サーバー上にデータがあれば、クライアントPCを置き忘れたり、あるいは盗難されたりしたとしても、その中にデータが保存されていないため、サーバーに不正アクセスされない限りデータが漏えいする不安はありません。さらにシンクライアントであれば、アプリケーションのインストールを制御できるほか、セキュリティ対策も一元的に対応することが可能になるというメリットが生まれます。
実際に、クライアントPC管理ソリューションの実現手段として望ましいものを聞いたアンケートでは、「『Net PC』のような安価なノートPCをシンクライアント端末として活用する」や「ソフトウェア的手段で既存クライアントPCをシンクライアント化する」、「シンクライアント専用端末を導入する」といった、シンクライアント型のソリューションの利用が望ましいと答える企業の割合が高くなっています。特に50億円以上100億円未満と100億円以上300億円未満の企業では、シンクライアント関連のソリューションが望ましいと答えた企業の割合が30%を超えています。こうした結果を見ると、今後この流れが加速していく可能性は高いと言えるのではないでしょうか。(表 4)