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2010年11月10日公開

データから見るICT
クライアントPC管理の実際

2.専用ツールを使った運用管理への移行

 こうしたクライアントPCの管理において、重要なポイントの1つとして挙げられるのがインストールされているアプリケーションの把握です。情報漏えいの原因として、過去の事例で特に多かったのはファイル共有ソフトを経由したデータの流出でした。具体的には、ファイル共有ソフトを使ってばらまかれたウイルスに感染し、そのウイルスによって勝手にPC内のデータがアップロードされてしまった、というケースです。

 これを防ぐためには、PCにインストールされているアプリケーションを把握し、ファイル共有ソフトのような業務とは無関係のアプリケーションのインストールを制限することが重要です。では、アプリケーションの管理を企業はどのように行っているのでしょうか。

 調査結果を見ると、多くの企業でOSやアプリケーションの導入や管理を手作業で行われているケースは少なくないようです。ただ、この調査結果は複数回答となっており、運用管理ツールを利用している割合も大きいことを考えると、一部では手動で管理しつつ、PCの用途などに応じて、一部ではクライアントPC管理ツールを利用しているという結果となりました。この結果から、手動による管理から自動化へと徐々に移行している様子が見えてきます。(表 3)

表3:デスクトップ環境やアプリケーションの管理方法

デスクトップ環境やアプリケーションの管理方法

出典:株式会社ノークリサーチ「2010年版 中堅・中小企業におけるクライアントPC環境の実態と展望」

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