代表取締役 堀中庄平氏
設立:1974年1月
本社:埼玉県幸手市北2-7-22
事業内容:高級ニットの製造・販売
http://www.e-na.co.jp/vamos/ |
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外国ブランドの攻勢、安価な中国製品の氾濫と、衣料業界を取り巻く状況は依然として厳しい。そんな中、「絶対的な品質の高さ」を売りに、糸一本からこだわった製品を作り続けているのが、婦人衣料を製造・販売の老舗、株式会社バーモス(埼玉県幸手市)だ。
今でこそバーモスは生産から販売まで一貫した経営を行っているが、起業当初は数ある下請け会社のひとつにすぎなかったという。「転機は大手から下請けの契約を切られたことでした」。やむなく経営体制の転換、自立を余儀なくされたが、知名度も全くなかった当時は、日ごと車で街に乗り付けて、一軒一軒飛び込みで回って歩いたこともあるという。「営業のエの字も知らなかったんですがねぇ(笑)」
そんなバーモスの経営方針となったのが、「品質へのこだわり」だった。徹底して「着ごこちの良さと美しさ」を追求することで、消費者の支持を得、ブランドとしての地位を築いてきた。昨今では同業他社が工場を海外に移転させるケースも多いが、バーモスは一貫して「国内(日本)でしか作れない商品」に拘る。
さらに最高の品質を追求するため、ハード面も重視。ドイツ製の2000万円もする織機も導入し、また環境によって製品の質は変わってくるという考えから、徹底して生産環境を吟味。建物のかたちまでVの字(Vamosの頭文字)にしてしまった。「外国のブランドではここまでやるのが当たり前なんですよ」続けて「しかし外国ものは高いよなあ。絶対ウチの製品の方が質がいいのになあ(笑)」
そして環境へのこだわりは思わぬ別の効果も生んだ。同社が「彩の国の指定工場」に選ばれたのだ。これは、同社工場の環境面への配慮等が、行政から「お墨付き」を得たことになる。「直接お金になるわけじゃないですが」、毎週のように小中学生が同社を訪れ、工場を見学していく。そしてそれは、彼ら未来の購買者の中の「バーモス」というブランドを強化していくことになる。つまり、品質へのこだわりという根っこが、バーモスの売りであると同時に、最大の成長要因でもあるのだ。 |
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