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WORD道〜ここまで奥深い!WORD徹底使いこなし術〜 第三回「分かりやすい移転案内(場所案内)で迷子ゼロ」の巻

2005年02月14日
 うまく売上アップ・収益アップにつながり、めでたく広い店舗に移転決定! となったら、作るのは移転のお知らせです。せっかく来てくれるお客様を迷子にしてはいけません。店舗や事業所の住所が変わったら、ハガキや旧店舗への張り紙などで、きちんと誘導します。移転案内に大切なことは、何よりもわかりやすさ! カラフルでイラストをたくさん使って派手にするよりも、参考にしながら正しい道筋を歩けるシンプルな地図があればいいのです。かといって目印になるものが何もない地図でも困ります。必要最低限の情報が載っているものがベスト!  図形を描く機能を使って、簡単に道案内状を作ってしまいましょう。

中心ランドマークを決めよう

 張り紙やチラシ、ダイレクトメール…… お知らせの方法は数あれど、決め手になるのはやっぱり地図!
地図で大切なこと、その1。中心となるランドマーク(目印)を決めること。近くに鉄道が通っているなら、駅がわかりやすいでしょう。車で移動することが多い地域なら、大きな交差点も考えられます。東京タワーのように、一目でわかるランドマークでもOK! 移転先が近所なら、旧店舗・事務所を目印にするのもアリ。とにかく、誰が見ても「あれだ!」とすぐわかるものを一番大きな目印にするのです。
 まずわかりやすくするために、地図の範囲を示す四角形を作ります(1)。次に中心となるランドマークを作るために、テキストボックス(2)を作ります。これはそのまま駅舎となるので、そこに駅名を書き入れます(3)。次に直線(4)で、駅を通過する線路を作ります(5)

 直線を線路らしくしてみましょう。線の上で右クリックして「オートシェイブの書式設定」をクリックします。「オートシェイブの書式設定」画面「色と線」タブにある「実践/点線」を「破線」に(6)、「スタイル」で線の太さを「3pt」にします(7)

 このままだと線が駅名の上にあって邪魔なので、位置を変えましょう。テキストボックスを右クリックし、「順序」(8)にマウスを当て「最前面に移動」(9)をクリックします。

通りの数と名前は正確に!

 地図で大切なこと、その2。通りの数と名前をできるだけ正確に書きましょう。車を使うお客様が多いときには多少省略しても大丈夫ですが、歩いて来るお客様には通りの数も大切な目印!大きな通りから何本め、と数えてやってくる人も多いのです。しかし全部しっかり書いてしまうと用紙が足りない、なんてことになりかねません。通りは「大」「中」「小」程度に分類してメリハリをつければスッキリと収まります。
 もっとも目立つ「大」の通りを直線で作ります(1)。線の上で右クリックして「オートシェイブの書式設定」をクリックし、「オートシェイブの書式設定」画面を表示させます。「スタイル」で三重線の「6pt」を選びます(2)

 次に「中」の通りを直線で作ります(3)。線の上で右クリックして「オートシェイブの書式設定」をクリックし、「オートシェイブの書式設定」画面を表示させます。「スタイル」で「3pt」を選びます(4)

 「小」の通りを直線で作ります。同じように「オートシェイブの書式設定」画面を表示させ、「スタイル」で「1.5pt」を選びます(5)

 最後に大通りの名前をテキストボックスで追加します(6)(7)。このほかの通りにも、名前を付記しておいてもいいですが、わかりにくくならないようにします。なお、直線を真っすぐに引けないときには、「Shift」ボタンをクリックしながら線を引くとうまくできますよ。

目印の建物と目的地は強調しよう

 地図に小さなランドマークを入れます。これは道行くお客様の案内人になって安心を与える目印! 通りの交差する角の建物に注目します。銀行や郵便局、コンビニなど、はっきりと看板を出している建物がいいですね。交番であれば、二重に安心!
 図形描画バーの「オートシェイブ」をクリックし、「基本図形」にマウスを当て、「直方体」をクリックします(1)。地図上に配置します(2)。このときの図形は普通の四角形でもいいのですが、ビルであることがわかるように直方体にしました。できるだけ建物をイメージできる形を選びます。同じ手順で、目印となる建物用のオートシェイブを幾つか配置します。

 次にテキストボックス(3)を使って、建物に名前をつけます。枠があるとかえって見にくくなるので、文字だけにしてすっきりさせます。テキストボックスを右クリック、「テキストボックスの書式設定」をクリックし、「テキストボックスの書式設定」画面を表示させます。「色と線」タブの「塗りつぶし」を「なし」に(4)、「線」も「なし」(5)にします。
 最後に目的地を入れます。目で見て「これだ!」とはっきりわかるようなマークにしたり、色をそこだけ赤くするなど一番目立つように工夫を! 図形描画バーの「オートシェイブ」をクリックし、「星とリボン」にマウスを当て、「星5」をクリックします(6)。新住所の位置でマウスをドラッグし、星図形を配置します(7)。これでは目立たないので、黒く塗りつぶしましょう。オートシェイブを右クリック、「オートシェイブの書式設定」をクリックし、「オートシェイブの書式設定」画面を表示させます。「色と線」タブの「塗りつぶし」を黒にします(8)

 もっとわかりやすくするために「オートシェイブ」―「吹き出し」を選び、星の上に配置して、「移転先」と大きく書いておくといいですね(9)。また同じ地図内に旧店舗があった場合には、書いておけば、さらに親切です(10)

文章の説明で補足する

 補足として、文章で道順を説明しておくともっとよいでしょう。四角のテキストボックスばかりを使うと単調な印象になるので、ここでは角が丸い枠を使います。
 図形描画バーの「オートシェイブ」をクリックし、「基本図形」の「角丸四角形」をクリックします(1)地図上で、案内に影響のない場所に配置します。次にテキストボックスをクリックし、そのまま先ほど作った「角丸四角形」の上でクリックします(2)。これで「角丸四角形」に文字を記入できるようになります。後は新しい住所までの道順を書き入れます。
本日の教訓
一、ランドマーク(目印)をはっきりと書くべし。

一、省略は大胆に! メリハリをつけるべし。

一、目的地は一目でわかるようにすべし。


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有限会社ノマディック
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パソコン関連、ビジネス関連を中心として、書籍や雑誌の編集・執筆を 手がける編集プロダクション。近著に、『3万円ではじめるネット株』(ディー・アート)。
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