
入力されているデータに英数字やカタカナの半角と全角が混在している場合に、どちらかに統一するには、ASC関数やJIS関数が使えます。ここでは、全角の英数字とカタカナを半角にするASC関数を紹介します。
2008年10月7日

ASC 関数
全角の英数カナ文字を半角に変換する関数です。
JIS 関数
半角の英数カナ文字を全角に変換する関数です。
数式は「=ASC(文字列)」となるように作成します。「文字列」の部分には、変換したい文字列または変換したい文字列が含まれているセル番地を指定します。文字列を直接指定する場合はダブル クォーテーションで括ります。英数字とカタカナ以外の文字列に変化はありません。
ASC 関数の数式例:
例1 =ASC(A1)・・・セルA1 の全角の英数カナ文字を半角に変換する
例2 =ASC(“Excel”)・・・ダブル クォーテーションの中の全角の英数カナ文字を半角に変換する
JIS 関数の数式例:
例1 =JIS(A1)・・・セルA1 の半角の英数カナ文字を全角に変換する
例2 =JIS(“エクセル”)・・・ダブル クォーテーションの中の半角の英数カナ文字を全角に変換する
日本語入力がオンになっている場合は、オフにします。
全角の英数字やカタカナを半角にした結果を表示するセルを選択し、「=ASC(文字列)」と入力して、[Enter] キーを押します。
ここでは、セル A3 に入力されている文字列を変換するため、「=ASC(A3)」と入力しています。

指定したセルの英数字、カタカナがすべて半角に変換された結果が表示されます。

結果が表示されているセルのフィル ハンドルをドラッグします。
数式がコピーされます。

ASC 関数を使って表示した結果は計算結果です。参照しているセルのデータ (変換前のデータ) が変更されると、変換結果も変わります。変換した結果を数式ではなく文字列として利用したい場合は、計算結果をコピーして、値 (計算結果) だけを貼り付けます。
変換結果が表示されているセル範囲を選択し、[コピー] をクリックします。

[貼り付け] の▼をクリックし、[値] をクリックします。

変換結果が文字列として、セルに貼り付けられます。

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入力されたデータを後から処理する場合に、同じ文字であっても半角と全角では異なるデータとして判別されることがあります。読みやすさだけではなく、同じデータとして扱いたい文字列の半角と全角は整えておくことをお勧めします。また、一時的に整えるのではなく、文字列として利用するには値の貼り付けが重要です。
今回のASC 関数の数式をJIS 関数に変更することで、半角の英数カナ文字を全角に変換することができます。組み合わせて利用することを覚えておくと便利ですね。
※画面はWindows XP、Office 2003のものです。
※設定状態やソフトのバージョンにより動作は異なる場合もございます。
石田 かのこ
株式会社クリエ・イルミネート
IT教育サービスを提供するクリエ・イルミネートにて、エンドユーザー向け教育トレーナーとして、Office 製品の教材の作成、トレーニングを担当。書籍執筆やe-learningコンテンツの作成も行っている。
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