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Outlook Expressを使いこなして快適メール生活
第4回 設定を変えてウイルスメールを撃退しよう

2005年12月5日

ウイルスメールを防ぐための設定ポイントはどこ?

 実はメールはウイルスの感染経路の一つです。メールを経由して配布されるウイルスは添付ファイルとして送られてくるものがあります。このタイプのウイルスは、感染するとウイルス自身を添付したメールを作り、アドレス帳にあるメールアドレス宛にさらに被害が拡大するようメールを配信する仕組みを持っています。このため、対策を施しておかないとウイルスの被害者になるだけでなく、加害者になってしまう可能性があるのです。

 最近では、こうしたウイルス再配布型以外に「ポット型」と呼ばれるウイルスが流行しています。ポットとはウイルスに感染したパソコンを外部から操作できるようにするものです。ポットに操られたパソコンは、偽サイトに誘導して個人情報を盗み出そうとする「フィッシング」目的などのスパムメールの大量送信や、特定のホームページに頻繁にアクセスしてホームページをダウンさせる「DDoS攻撃」に悪用されています。

情報処理振興事業協会
メール機能を悪用する主なウイルス一覧
http://www.ipa.go.jp/security/topics/mail_aware.html

 ウイルスが添付されているメールには一定の法則があります。添付ファイルの拡張子が「.exe、pif、vbs」といったものに関してはかなりの確率でウイルスです。.exeのような拡張子のウイルスの中には、ゲームやワード、フォルダなどのアイコンに偽装して、一見、ウイルスと分からないように工夫されているものも非常に多くなっています。こうしたファイルをむやみにクリックしないようにするために、拡張子を表示する設定にしておくことをお勧めします。Windows XPの標準設定では、ファイルの拡張子を表示する設定にはなっていません。拡張子を表示するための方法は次の通りです。

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拡張子を表示する
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「マイコンピュータ」を開き「ツール」「フォルダオプション」をクリックします
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「フォルダオプション」が表示されたら「表示」タブを選択します1。そして「登録されているファイルの拡張子は表示しない」2 のチェックを外します
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するとこれまで表示されていなかった拡張子が表示されるようになります
※画面はWindows XP、Outlook Express 6.0 のものです

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危険な添付ファイルの拡張子一覧

拡張子
内容
.com/.exe
基本的な実行可能なファイル。
.doc .xls
Word、Excelで作成されたドキュメントファイル。マクロウイルスが仕込まれている可能性がある。
.bat
バッチと呼ばれるもので、クリックするとそもままプログラムが実行されてしまう。
.vbs、.js
スクリプトファイルと呼ばれるもので、単体でメールに添付されていたらかなりの確率でウイルスである可能性が高い。
.pif/.lnk
pifはMS-DOSアプリケーションへのショートカットで定義情報として使われるファイル。lnkはWindowsのショートカットファイル。これらのファイルは別のところにあるプログラムファイルを実行してしまう危険がある。
.htm/.html
HTMLファイル。特定のスクリプトが埋め込まれていて、開くと危険な内容のものが実行されてしまう可能性がある。
 件名部分が文字化けしているメールや英語メールなどもウイルスの危険があります。例えば、友人や知人からのメールでも、ウイルスに感染してそのアドレス帳からウイルスが送られてくる可能性もあります。とくにタイトルが空白のもの、件名に「Thankyou!」「Is Entertainment!!」「I Love You」といったものが含まれている添付メールはウイルスが自動生成して送りつけてきた危険性が高いと言えます。

Windowsには、Windowsが発売された後に発見された問題点や、新しい機能を追加するためのService Packと呼ばれるファイルがマイクロソフトから提供されています。2005年10月現在ではService Pack2が提供されています。このService Pack1からあとのファイルをインストールしているパソコンでは、Outlook Expressで添付ファイルを誤って開封してウイルスに感染しないように設定が行われています。もし、Service Packが全くインストールされていないWindows XP環境を利用しているのであれば、下記の設定を確認してみてください。

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ウイルスの可能性がある添付ファイルを開かない
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「ツール」→「オプション」を選択します
画像を拡大表示する
オプション画面が表示されたら、「セキュリティ」タブ1を選択します。「ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない」2のチェックが付いていればOKです
※画面はWindows XPのものです
 このほか、第2回で紹介したHTMLメールやプレビューウィンドウの設定なども併用して行いましょう。

 次回はいざというときのために便利なOutlook Expressのメール環境バックアップテクニックを紹介します。
まとめ
・ウイルスにかからないように拡張子を見られるようにしておこう
・危険な添付ファイルは開かない