実はメールはウイルスの感染経路の一つです。メールを経由して配布されるウイルスは添付ファイルとして送られてくるものがあります。このタイプのウイルスは、感染するとウイルス自身を添付したメールを作り、アドレス帳にあるメールアドレス宛にさらに被害が拡大するようメールを配信する仕組みを持っています。このため、対策を施しておかないとウイルスの被害者になるだけでなく、加害者になってしまう可能性があるのです。
最近では、こうしたウイルス再配布型以外に「ポット型」と呼ばれるウイルスが流行しています。ポットとはウイルスに感染したパソコンを外部から操作できるようにするものです。ポットに操られたパソコンは、偽サイトに誘導して個人情報を盗み出そうとする「フィッシング」目的などのスパムメールの大量送信や、特定のホームページに頻繁にアクセスしてホームページをダウンさせる「DDoS攻撃」に悪用されています。
情報処理振興事業協会
メール機能を悪用する主なウイルス一覧
http://www.ipa.go.jp/security/topics/mail_aware.html
ウイルスが添付されているメールには一定の法則があります。添付ファイルの拡張子が「.exe、pif、vbs」といったものに関してはかなりの確率でウイルスです。.exeのような拡張子のウイルスの中には、ゲームやワード、フォルダなどのアイコンに偽装して、一見、ウイルスと分からないように工夫されているものも非常に多くなっています。こうしたファイルをむやみにクリックしないようにするために、拡張子を表示する設定にしておくことをお勧めします。Windows XPの標準設定では、ファイルの拡張子を表示する設定にはなっていません。拡張子を表示するための方法は次の通りです。