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Outlook Expressを使いこなして快適メール生活
第3回 Outlook Expressのメッセージルール機能を活用

2005年11月15日

メールを目的別に振り分けよう!

 インターネットの利用時間が増えて、友人やメールマガジンなどの登録が増えると、メールを受け取る量が増えてきます。Outlook Expressの初期設定では、受信したメールはすべて受信トレイに入れられますが、あらゆるメールを受信トレイに入れておくと、時間が経過したあとで必要なメールを見つけるのは大変です。

 メールの中には、会員制サイトのパスワードやソフトウェアをダウンロード購入したときのライセンスキーといった重要なメールも含まれており、こうした重要なメールが見つけられなかったり、ダイレクトメールと一緒に間違って削除しまっては大変です。普段からメールを整理しておくことは非常に大切なことなのです。

 しかし、手でいちいちメールを振り分けるのは大変です。このため、Outlook Expressにはメールのタイトルなどの条件を指定することで、目的別のフォルダごとにメールを分類する「メッセージルール」機能が用意されています。今回はメッセージルールの設定方法について解説します。

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メールを振り分ける

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メッセージの移動先となるフォルダを作成します。「受信トレイ」の上で右クリックし、「フォルダの作成」をクリックし、フォルダ名を入れます。フォルダ名はライセンスキーやダイレクトメールといった目的に合わせた名前にします。「OK」ボタンを押すとフォルダが作成されます
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メニューバーの「ツール」→「メッセージルール」→「メール」をクリックして選択します。すると、ルールの設定画面が表示されます
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すでに振り分けしたいメールが受信トレイにある場合には、受信メールの件名を選択し、メニューバーから「メッセージ」→「メッセージからルールを作成」をクリックしても設定画面を表示できます
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1ルールの設定画面です。「ルールの条件を選択してください」の項目には、メールアドレスやタイトル、本文の特定の文字といった条件を指定します。例えば、件名に「※未承諾広告」という単語が含まれている場合を条件とする場合は、「件名に指定した言葉が含まれる場合」にチェックを入れます。条件は複数設定することができます。その場合はチェックを複数入れておきます
送信者にユーザーが含まれている場合
特定のメールアドレスを条件にして振り分けを指定する場合には、この項目をチェックします
件名に指定した言葉が含まれる場合
「※未承諾広告」など件名の振り分けのキーとなる単語を条件にして振り分ける場合はこの項目をチェックします
メッセージ本文に指定した言葉が含まれる場合
メッセージの本文中の特定の文字を条件にして振り分ける場合はここをチェックします
宛先にユーザーが含まれている場合
宛先に含まれている特定のメールアドレスを条件にして振り分ける場合はここにチェックを入れます
CCにユーザーが含まれている場合
同報メール(CC)アドレスの項目にあるメールアドレスを条件にして振り分ける場合はここにチェックを入れます
メッセージの重要度が指定した重要度である場合
OutlookExpressにはメールの重要度を指定する「フラグ機能」が用意されています。このフラグを条件にして振り分ける場合にチェックを入れます
メッセージが指定したアカウントに送信された場合
自分が複数のメールアドレスを持っている場合は、特定のメールアドレス宛に届いたメールを振り分けられます
メッセージのサイズが指定したサイズ以上の場合
メールのファイルサイズを指定して振り分ける機能です。普段利用するメールも振り分けてしまう可能性がありますので、利用する際は注意しましょう
メッセージに添付ファイルがある場合
メッセージに添付ファイルがある場合に振り分けます
メッセージが指定したセキュリティ状態である場合
暗号化や署名の設定をしてあるメールを振り分けます
すべてのメッセージに適用する
送られてきたメールすべてに適用させる場合に利用します

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2 「ルールのアクションを指定してください」の項目には1で指定したメールを移動させたり、削除したりといったどのような処理を行うかの条件を設定します
指定したフォルダに移動する
あらかじめ決めておいたフォルダに移動させる機能です。通常の振り分けはこの機能を利用します
指定したフォルダにコピーする
あらかじめ指定しておいたフォルダにコピーをします
削除する
条件にあったメールを削除します。迷惑メールなどに利用しますが、最初のうちは「指定したフォルダに移動する」機能を利用して特定のフォルダに集めておき、振り分け設定に間違いがないかを確認してから利用しましょう
指定したユーザーに転送する
指定したメールアドレスにメールを転送することができます
指定した色で強調表示する
フラグを付ける
条件にあったメールに色づけしたり、後で探しやすいようにフラグを付けることができます
すべて開封
届いたメールをすべて開封します。通常はダイレクトメールなども既読にするにはメールを開く必要がありますが、この機能を使えばすべて既読にできます。ダイレクトメールのような読む必要性の少ないメールでも、受信ボックスに未読メールが残っていると気になる人が利用する機能です
メッセージをマークまたは無視の状態に設定する
「マーク状態」では、メッセージにアイコンや色をつけて、機能を割り振ることができます。「無視状態」を設定をすると、設定した送信者や件名の文字が薄いグレーに変更され、メールが目立たなくなる効果があります。複数の人が特定の議題についてメールで情報交換をするメーリングリストなどで、自分が関係しないメールを目立たせないようにする場合などに利用する機能です
指定したメッセージで返信する
不在時のための自動返信メール機能です。事前に登録しておいた内容のメールを送ることができますが、迷惑メールなどの場合にも、メールを読んでいることの確認になってしまう可能性があること、無駄なメールは出さない方がよいことなどの点から利用の際は注意が必要です
ルールの処理を中止する
特定の条件にあったメールに関しては、設定したルールを適用しないようにできます。メールアドレス単位で設定すると便利です
サーバーからダウンロードしない
メールをメールサーバーから受信しないようにします。迷惑メールやウイルスメールには有効
サーバーから削除する
自動的に削除します。確実に迷惑メールである場合には、この機能を活用します

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3 「ルールの説明」の項目では、青線のリンクをクリックすることで、上の12の項目の内容を詳しく設定することができます。たとえば「指定した言葉が含まれる」場合を例に挙げて説明します。「指定した言葉が含まれる」の青線のリンクをクリックします
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「単語または……」のところに、振り分けのキーワードとなる単語を入力し、「追加」ボタンを押します。すると単語が登録できます。この単語は複数登録可能です。単語を登録したら「OK」ボタンを押すと登録されます
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同じように「指定したフォルダに移動する」の青線リンクを押すと移動するフォルダを指定できます。画面が表示されたら、メールを移動させたいフォルダを選択して「OK」ボタンを押します。「新規フォルダ」ボタンを押すと、振り分け先フォルダを作成することも可能です
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4最後にこのメッセージルールに名前を付けて登録しましょう。「ルール名」の項目に名前を入れ、「OK」ボタンを押して設定は完了です
※画面はWindows XP、Outlook Express 6.0 のものです
 以上で振り分け設定の説明は終了です。次回はこれまで解説してきた機能などを利用して行うことのできるウイルスメール対策について紹介します。
まとめ
・メールの整理は普段からしておこう
・目的別フォルダごとにメールを分けよう
・条件は複数設定できる