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ちょっとした工夫が個人情報の保護に役立つ
第4回 ウイルス対策ソフトを使いこなす(ノートン)

2005年09月20日

Norton Internet Security 2005の特徴

 シマンテック社のNorton Internet Security 2005は、多くのメーカー製パソコンで採用されている製品で、ウイルスバスターと並んでセキュリティソフト市場では人気の高い製品です。この製品は同社のウイルス対策ソフト、ファイアーウォールソフト、迷惑メール対策ソフトの3本の機能をまとめて統合したものです。

 この製品の特徴としては、非常に機能が豊富な点です。迷惑メールには海外からのメールが多いですが、こうした海外からのメールに対しては言語を指定してメールボックスごとに分類したり、複数のセキュリティ設定を使い分けることで、仕事場、自宅、外出先など条件に合わせたセキュリティ対策を行う機能などがあります。また銀行やクレジットカード会社などの連絡を装って、ユーザーのカード番号やIDを抜き出すフィッシング詐欺は社会問題となっており、この製品にはフィッシング詐欺などで利用されやすい疑わしいURLが含まれるメールなどを遮断する機能が含まれています。

セキュリティの設定方法

Norton Internet Security 2005の表示画面(上)。黄色はアップデートなどが不完全、赤は危険、グリーンは安全というように壁紙の色でセキュリティの状態が一目で分かります。左側のタブを選ぶことで、迷惑メール対策やセキュリティ設定などの機能を切り替えます

迷惑メールの設定画面(下)。迷惑メールの設定はタブの中の「Norton AntiSpam」の「状態と設定」から「スパム対策」を選択します。設定ボタンを押し、さらに左のタブの中から「言語フィルタ」を選ぶと、言語を指定できます。ここでは中国語を選択してみます。迷惑メールに多い言語を指定してフィルタリングすることにより、迷惑メールを減らすことができます
迷惑メールの中でもとくに悪質なのがフィッシング詐欺。「AutoBlock」タブを開くと、標準でフィッシング詐欺対策などの設定が行われていることが分かります。このソフトでは、フィッシング詐欺の典型的なパターンをチェックし、該当するURLへのアクセスを防ぐことができます
「スパムルール」を開くと、迷惑メールの自動フィルタで振り分けが行えないものに対しては、手動でフィルタを設定できます。件名や本文、メールアドレスなどの条件を決めて振り分けのための指定が行えます
「Norton AntiSpam」の状態と設定の中の「プライバシー制御」をクリックすると、個人情報の保護に関する設定を行うことができます。登録するためには「追加」ボタンを押して、プルダウンメニューから氏名やクレジットカードといった個別の項目を選択し、保護する情報の項目ごとに流出してはならない個人情報などを登録します。銀行など個人情報の入力が必須であるサイトに関しては例外設定もできます
※画面はWindows XPのものです


▼今回紹介したNorton Internet Security 2005はこちら
 ウイルスや迷惑メールと同様に危険性の高まっているものとしてスパイウェアがあります。スパイウェアは、国内のオンラインバンクで口座番号とパスワードが盗まれ預金が引き出される事件などの原因となっており、早期の対策が必要です。次回はこのスパイウェアの対策をフリーソフトを使って紹介します。