第4回でも解説しましたが、Googleはよく使う日本語を切り離して検索しようとします。検索ヒット数が多くなるのは確かなのですが、たとえば「最新IT用語」などと入力して検索すると、「最新」「IT」「用語」など、別々の単語に分解してから検索してしまうので、期待した結果が得にくいという弱点もあります。また、この場合だと「IT」などの一般的すぎる英単語は、検索から省かれてしまいます。
このような場合は、「"最新 +IT用語"」というふうに、「" "」(ダブルクォーテーション)によるフレーズ検索で単語を固めて、なおかつ一般語ということで省かれやすい「IT」を「+」(プラス記号)で完全一致文字(カタカナの“ゆれ”を除くときにも使用しましたね)を使って検索します。
■ 「とは」を追加する
ある言葉について、その意味を調べたいとき、キーワードに「とは」を付け加えてみましょう。
たとえば「“次世代携帯電話”ってなんだろう?」と思ってGoogleで調べたとき、キーワードにそのまま「次世代携帯電話」と入力して検索しても、新製品情報や広告など猛烈な数の検索結果が表示され、「次世代携帯電話がどういう意味か」という結果にたどり着くには時間がかかってしまいます。
そこで、「次世代携帯電話とは」と入力してみます。すると、そのものズバリ、「“次世代携帯電話とは”こういうモノですよ」と解説しているページが結果として表示されるのです。
ほかにも、読めない用語に「と読む」を加えてその読み方を調べることもできます。キーワードに何かひと言付け加え、検索精度を上げてみましょう。
■ 計算してみる
パソコンを操作していると、ちょっとした計算が必要になることがあります。そんなときに限って電卓がなかなか見あたらなかったりします。そんな場合、Windowsのおまけアプリ「電卓」を起動する方もいるかもしれませんが、Internet ExplorerなどWebブラウザが起動しているなら、Googleから計算してしまったほうが手っ取り早いのです。
計算するには、Googleのトップページからでも、Googleツールバーでもかまいませんが、検索ボックスに計算式を入れるだけです。ただし、数字はすべて半角で入力し、「×(かける)」は「*」、「÷(わる)」は「/」などの記号で置き換える必要があります。
また、Googleの公式ページでもあまり解説されていないのですが、実は三角関数や虚数の計算、物理の定数を用いた計算など、かなりの高機能が隠されているようです。
ひとつの例としては、「華氏→摂氏」の計算があげられます。海外の小説などを読んでいると「華氏80度」などという表現があって、ピンと来ないことが多いのですが、このとき「80F in C」と入力するだけで、摂氏何度かがわかるのです。
この「in」を使って、「5year in sec」(5年は何秒?)や「3feet in cm」(3フィートは何cm?)など、ほかにもいろいろな計算ができるようです。みなさんも実際に試してみてください。
■ まるごと 入力する
携帯電話の着信履歴や、固定電話のナンバーディスプレイに残された見知らぬ電話番号。気になるのですが「かけ直したら悪質業者だったりして、後々面倒なことになるのはイヤだなあ。でも、重要な電話だったら……」などと悩むことがあるでしょう。こんなときもGoogleで検索します。
気になる番号をそのまま入力して検索してみましょう。最近、ワン切りの問題が多発しているからか、迷惑電話の番号をまとめ、Webで公開してくれている人がいるのです。検索した電話番号が悪徳業者のものだったら、そのページがヒットする確率が高いというわけです。
もちろん、ヒットしないからといっても、その電話番号が100%安全とは限りませんが、信頼できる情報のひとつにはなるはずです。
さて、ここまで6回にわたり、Googleを中心にして検索サイトの使い方、活用方法を解説してきました。全部を覚えられなくても、第3回、第4回で解説したGoogleのテクニックを使うだけで、かなり検索の精度が上がるはずです。
皆さんもぜひ、実際に自分で何度も検索してみてください。それこそが、検索上達の近道です。