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ITツール活用のひみつ 第5回「Webカメラで外出中の自宅の様子をチェックしてみる」

2005年05月16日
登場人物 宇土井社長 運転手の秋葉さん

USBカメラとブロードバンド回線で自室の様子をどこでもチェック

【秋葉】

【社長】


【秋葉】
社長のお孫さんっておいくつでしたっけ?

1歳だよ。かわいい盛りではあるんだが、まだまだ手のかかる時期でねぇ。

でしょうねぇ。
【社長】


【秋葉】
義理の娘も目が離せないから、おちおち台所にも立てないってボヤいてたよ。

だったら、パソコンで部屋の様子をチェックしちゃいましょうよ。
 数年前、動画などの大容量データを気軽に送受信できるADSLのようなブロードバンド回線が登場して以来、人気を呼んでいるアイテムのひとつにUSBカメラがあります。これは、文字通り、USBでパソコンに接続するカメラのこと。MSNメッセンジャー(※メッセージをリアルタイムでやり取りするためのMicrosoft社製ソフト)などのチャットソフトと組み合わせて使用すると、現在、カメラが撮影している映像をリアルタイムでチャット相手に配信。テレビ電話のように映像と音声で会話することができます。

 このUSBカメラはアイデア次第でさまざまな使い方ができます。例えば、常時接続のブロードバンド回線があれば、監視カメラのようにカメラの前で起こっていることをLANやインターネットに配信する、というお孫さんの様子が気になる娘さんにうってつけのも使い方もできるのです。
 USBカメラの映像を外部に配信するには、ライブカメラソフトと呼ばれる専用ツールが必要になります。今回紹介する「LiveCapture2」(http://www2.wisnet.ne.jp/~daddy/)もそのひとつです。USBカメラをパソコンに接続し、このソフトを起動しておくと、ほかのパソコンのブラウザからUSBカメラが撮影している映像をリアルタイムでチェックできます。

 とはいえ、映像に首っ引きになっているというわけにはいかないという人もいることでしょう。そんな時には「動体検知機能」を利用します。これは、カメラの前で何かが動いた時だけ、その様子を静止画として保存し、メールでその画像を別のパソコンや携帯電話に送信されるという機能です。携帯電話にメールするように設定しておけば、部屋に異変があった時、着信音と画像で知らせてくれるようになります。

 なお、LiveCapture2の映像はLAN経由、インターネット経由のどちらでも利用できるのですが、インターネット経由でアクセスするには、カメラを接続したパソコンのインターネット上での住所に当たる「グローバルIPアドレス」というものを取得しておかなくてはなりません。また、会社のネットワークは外部のパソコンからのアクセスをブロックしているのが当たり前です。ネットワークに詳しくなければ、家庭内LANで利用するようにしましょう。
この間、警備会社がインターネット経由で監視できる簡単な監視カメラを設置するサービスを始めたってニュースを観たが、あれみたいなものか?
そうです、そうです。警備会社のサービスの場合、カメラ代や利用料込みで数万円しますけど、この方法の場合、インターネット経由での監視は難しいですけど、カメラの代金の5000円前後だけで使えますよ。家の中のチェックには、このくらいの設備で十分だと思います。…あ、でも、社長。私の運転席にはカメラ、付けないでくださいね…。
ネオローグ
パソコン誌、ビジネス誌、週刊誌などを中心にIT系の記事を多く制作する編集プロダクション。ムックの制作なども多く手がける。
主な著書に「ヤフる」(毎日コミュニケーションズ刊)など。
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