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多くの方が、Excelの基本的な使い方をマスターしていると思います。しかしExcelには、ちょっとコツをつかめば、より便利に使えるテクニックがいくつもあります。ここでは、その「ちょっとしたテクニック」を、実際の雛型を作る感覚でご紹介していきましょう。
ちょっと役に立つExcelのテクニックを解説しているこの連載ですが、第5回、6回はSOHOで使うことになる「現金出納帳」を題材に、いくつかの便利ワザを紹介していきましょう。
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【現金出納帳編を作ろう!】 |
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ここでは、ごくごく簡単な現金出納帳をサンプルに使っています。項目ごとに入金または出金があったら、前の項目の残高から加減してその結果を表示するだけです。
たとえばセルF6には、
「=IF(ISBLANK(C6)," ",F5+D6-E6)」
という関数が入力されています。
これは、
「もし、セルC6が空白なら何も表示せず、空白でなければF5にD6加え、E6を引く」
ということです。
つまり、同じ行の「摘要」に何か項目が入力されているときにだけ、前の項目の残高に入金額を加え、出金額を差し引く」ということです。
この関数により、表に項目や数値が入力されていないときには、計算が行われないことになります。この関数が該当するセルにすべて入力されています。
Excelで書類を作成すると、1つのファイル(ブックとも呼びます)には初期設定で3枚の「シート」があります。
このシートを上手に使うことで、月ごとの表を別々に計算するといった使い方が可能になります。たとえばこの現金出納帳の例ですと、4月から来年の3月まで12カ月ぶんのシートを作成するということです。そしてこのとき、1枚のシートに表を完成させれば、それをコピーすることで、何度も同じシートを作成する手間を省けます。
ここでは、1番上のシート「Sheet1」に4月の現金出納表を作成しました。これをコピーしていきましょう。
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画面下のコピーするシート(ここでは「Sheet1」)のタブを右クリック、表示されたメニューから「移動またはコピー」を選択します。 「コピーを作成する」にチェックを入れ、コピー先を選択します(ここでは、Sheet1とSheet2の間にシートをコピーするので、「Sheet2」を選択)。[OK]ボタンをクリックすると、「Sheet1(2)」ができました。
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コピーされたシートは、Sheet1とまったく同じ内容のシートです。はじめのシートが4月分でしたから、このシートを5月分としましょう。シートの上部を「5月」と変更し、シートのタブも区別しやすいように名前を変更します。
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シートのタブを右クリックし、「名前の変更」を選択します。タブのシート名が反転するので、新しいシート名を入力します。これで新しいシートができました。 |
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| また、使用しないSheet2とSheet3は削除してしまいます。シートのタブを右クリックし、メニューから「削除」を選択します。シートに何も入力していない場合はそのまま削除されますが、入力された情報があると、確認画面が表示されますので、削除してもいい場合は[OK]をクリックします。 |
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| この手順を繰り返すと、12カ月分のシートが完成します。 |
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シート作成にはいくつかの簡単小ワザがあります。これらを活用すると、上の手順もより簡単に完了できます。
■シートのコピー
シートをコピーする場合、タブを選択し、「Ctrl」キーを押しながらタブをコピーする位置にドラッグします。このとき、シートのアイコンには下の画面のような「+」記号がついています。
■シートの名前変更
シートのタブをダブルクリックします。名前が反転するので、新しい名前を入力します。
■シートの移動
シートのタブをドラッグすると、シートを好きな位置に移動できます。 |
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今回は、Excelのシートの活用方法について解説しました。ファイルが小分けになってしまって管理しにくいデータは、この現金出納帳の例のように、1つのファイル(ブック)で複数のシートを利用することで、わかりやすく管理することが可能です。
次回も、この現金出納帳を例にしたExcelのテクニックを紹介していきます。
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