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うまい!と言われるビジネスeメール入門
第2回 読みやすいメールになる「ひと工夫」

2005年06月20日再掲載
1行30文字 改行で、すっきり、読みやすくなります。  例えば新聞などのように、行間がなく細かい文字がびっしり詰まっている文章をブラウザで読むとどうなるか……。紙上で読むより時間がかかるし、ストレスもたまるはずです。このように、モニター上の文字は非常に読みづらいもの。だから、オンライン上の文章と紙で書く文章とでは、読みやすいと感じる文章の構成は全く異なってくるのです。
 今回はその違いを理解して、相手に“読みやすさ”を感じさせるメールの書き方を覚えましょう。
一行30文字が目安、文章を上から下に読む
 「1行30文字前後」、これはメールを書く上での鉄則と言ってもいいくらい重要なことです。ではなぜ30文字なのか、その理由は大きく分けて2つあります。

 まず1つは“読みやすさ”。人の目で読む横書きの30文字という長さは、“ひとかたまり”として読むことができるちょうどいい分量なのです。それが40文字になると、左から右へと文章に合わせて視線を動かさなくてはいけなくなります。
 例えば、30文字で改行した文は以下のようになります。


それが40文字になると、左から右へと文章に合わせて視線を動かさ
なくてはいけなくなるのです

 これを40文字で改行すると、このようになります。


それが40文字になると、左から右へと文章に合わせて視線を動かさなくてはいけなくなる
のです

 いかがでしょうか。たった10文字でもずいぶんと読みやすさに差があるはずです。
 つまり30文字にすることにより、左から右へと視線を動かすことなく、そこからどんどん下にある次の文章に視線を動かすことが可能になります。読み手にとって素早くメールの内容を理解することができる文字数、それが1行30文字前後なのです。

 そして「1行30文字」のもう1つの理由は、メールソフトの強制改行を考慮するためです。“強制改行”とは、決まった文字数で強制的に改行を入れて送受信するメール機能のこと。たとえば、Netscape Messenger では半角72文字全角36文字、Outlook Express では半角76文字全角37文字にそれぞれ強制改行を入れる設定になっています。
 ちなみに1行40文字で書かれた文章が強制改行・送信されると、以下のようになります。


それが40文字になると、左から右へと文章に合わせて視線を動かさなくてはいけな
くなる
のです

 これでは読みにくい上、見た目もかなり見苦しいので、先方もあまりいい気分はしないでしょう。ちなみにメールソフトが強制改行を入れるのは送信時なので、文章をメールフォーマットに書いている時は気づかないのも厄介です。先に説明した「読みやすさ」だけではなく、そういった意味でもメールの1行は30文字前後厳守なのです。
 とはいえ送信時の強制改行は変更することも可能です。ただし受信する相手側がどのような設定になっているか、特にビジネスの相手だとわからない場合がほとんどだと思いますので、強制改行があることを前提に考えたほうが失敗がなくていいでしょう。

メールの結論が一目で推測できるような件名がベスト

 先ほどから「1行30文字前後」と何度も書いていますが、これはあくまでも目安であり、強制改行される、およそ35文字より多くならなければ、特に30文字ピッタリに改行する必要はありません。例えばこちらの文章は先ほど例に挙げた30文字で改行した文。


それが40文字になると、左から右へと文章に合わせて視線を動かさ
なくてはいけなくなるのです

 これは、ちょっと改行の場所を工夫することにより、もっと読みやすくすることが可能です。


それが40文字になると、左から右へと文章に合わせて
視線を動かさなくてはいけなくなるのです

 ちなみにこれは25文字目で改行しています。なぜそこで改行したかと言うと、「合わせて」で一度文章を区切っても違和感がないからです。30文字で改行して「動か」「さなくて」と中途半端なところで文章が切れてしまうより、30文字前後で一区切りできる場所があれば、そこで改行するほうが、より読みやすさがアップします。ですから、文章によって改行する場所を自分で考えることが大切です。

余白を上手に使いましょう また先ほどから「1行が長すぎると左から右へと文章に合わせて視線を動かさなければいけない」ということを書いていますが、これは左右だけではなく上下にも当てはまります。
 例えば雑誌や新聞のような、行間がなく細かい文字がびっしり詰まっている文書をブラウザで読むと、間違いなく紙上で読むより目が疲れます。
 モニターの光が目にとって刺激になるなど理由は様々ですが、紙に印刷された文字と違い、モニター上の文字は可読性が劣っているからです。
 では少しでも長文をブラウザ上で読みやすくするにはどうしたらいいか。それは“余白”を上手く使うことです。特に小説のようにじっくり読むのではなく、ビジネスメールのように素早く的確に相手に用件を伝えることが求められる場合は、紙上で書く時よりも少し多めに、文章の用件ごとに行間をあける感覚がちょうどいいでしょう。

 実際に、今述べたことをメールで相手に送る場合、以下のように改行を入れるとよいでしょう。


例えば、雑誌や新聞のような、行間がなく細かい文字がびっしり詰まっている文書をブラウザで読むと、間違いなく紙上で読むより目が疲れます。


では長文をブラウザ上で読みやすくするにはどうしたらいいか。それは“余白”を上手く使うことです。


特にじっくり読むのではなく、ビジネスメールのような素早く的確に相手へ用件を伝えることが求められる場合は、紙上で書く時よりも少し多めに文章の用件ごとに行間をあける感覚がちょうどいいでしょう。


 いかがでしょうか。だいぶ読みやすくなったと思います。
 ビジネスをうまく進めたいのであれば、このように、気持ちよく相手にメールを読んでもらうための気配りをわすれないようにしましょう。

 そのまま使える!サンプルメール ― その2 お礼のメール ―

<例文>
株式会社◆◆営業部 山田太郎様

お世話になっております。
インターネット××株式会社制作部の鈴木です。

このたびは貴社新商品○○PRホームページ開設に
際しまして、弊社をご起用いただき誠にありがとうございます。

弊社といたしましては、現在数々のヒット商品を開発されている
貴社とのお取引を祈念しておりましたが、
今回、弊社インターネット××をご用命いただきましたこと、
光栄に存じます。

この上は、貴社のご期待に万が一にも背かぬよう、
全力を尽くしてホームページ開設に取り組んでまいります。

これを機に、なにとぞ末永くお付き合いいただけますよう、
お願い申し上げます。

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 鈴木次郎
 Suzuki.jiro@xx.co.jp
 インターネット××株式会社 制作部 
 TEL:03-0000-0000 FAX:03-0000-0000
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