|
ここから本文です
|
| 2005年09月12日再掲載 |
|
直接販売に結びつかない内容でも、それを読むために訪問してくれるお客さんがいれば、間接的にお店の販売促進につながります。ある程度の頻度で更新できて、自分が作成するのが苦にならないものを選択して、ページ制作にチャレンジしてみてください。
■ 意外に効果的な店長日記
店長日記というとありきたりで、一体誰が読むの? と思われるかもしれません。しかし、ウェブショップにとってはとても有効な記事なのです。たとえば、あなたのお店がイタリア雑貨のお店だとします。当然、お客さまは、イタリアに興味がある人が集まってきます。お店を出すほどイタリア雑貨に興味があるあなたは、その人たちよりもたくさんの情報を持っています。単純な日記であったとしても、あなたが思っている以上に、十分読み物として成立する要素があるのです。
さらに、日記からにじみ出てくるあなたのセンスや人柄など、そういうものがウェブショップにとって一番の財産なのです。 ■ ブログを活用して、日記を作成する
では、そうした日記をどのように作成すればよいのでしょうか。
「ウェブブログサービス」というのをご存じですか。簡単に言ってしまえば、日記作成システムです。更新が簡単で、コメントの書き込みや、他の日記との連携が簡単にできて、驚くほどのスピードで普及してきました。最近では無料、または月々300円程度で利用できるサービスが多数あります。代表的なサービスには、「ブログ人 http://blog.ocn.ne.jp/」 があります。 ■ ブログ活用のメリット
ブログを活用すると、次のようなメリットがあります。
(1)更新が簡単
掲示板に書込む要領で、文章と写真が掲載できます。
(2)さまざまなところから集客できる
ブログ形式の記事が新しく掲載されると、たとえば「ブログ人」なら「ブログ人」の新着情報に表示されます。それ以外にもブログポータルサイト(ブログピープルhttp://www.blogpeople.net/ など)にも同時に掲載されるので、宣伝効果は抜群です。たとえば、「パリ」をテーマに書けば、「パリ」に興味がある人が、あなたのブログ経由でお店にも来てくれるというわけです。
(3)読者が参加でき、他のブログとの連携もできる
日記に対しては掲示板の要領で、読者がコメントを書き込むことができます。つまり、お店のお客さまなどとも、その掲示板を通じてコミュニケーションすることができるのです。
また、トラックバックという、テーマが共通の日記同士をリンクする機能があります。これによって、同じ関心を持つ日記が次々につながっていき、さらに訪問機会が多くなります。 ■ 何をテーマに書くか
では、具体的には何を書いたらいいのでしょうか。まず、基本はお店に関係があること。次に、直接的な宣伝行為はさけること。ブログという個人日記の世界の中で、あからさまな宣伝活動を行うと違和感があり、結果的にアクセスも増えません。ここでは、店長であるあなた個人が私的に書いている日記、というスタンスが大切です。記事を読む人にとって有益な情報を提供する、という基本を外さないようにしてください。
これらを踏まえれば、テーマは何でもOKです。海外と関わるお店なら、その国についての情報や、旅行や仕入れ体験記など。時計など趣味性の高い商品を扱っているなら、お店をやっているからこそ知っている情報など。何もなければ、ECサイトを個人で運営している、オーナーさんとしての日々の苦労でもかまいません。続けていくうちに、常連さんや、ブログ経由でお店のお客さまになってくれる人がきっといるはずです。
写真の腕に自信があって、お店のテーマが写真にしやすい雑貨などの場合は、壁紙にカレンダーをつけて、月次で更新するのも効果的です。壁紙サイト(壁紙ドットコムhttp://www.kabegami.com/など)に登録しておくと、壁紙更新時には驚くほどアクセスが増えることがあります。しかも、一度ダウンロードしてくれた方は、気に入ってくれればリピーターになって、毎月欠かさず来てくれます。
インテリアや雑貨などの場合、買っていただいたお客さまがどのように使っているかというのは、店長のあなたはもちろん、一般のお客さまもとても気になるもの。購入していただいたお客さまに、自分の部屋に置いた写真を送ってもらい、それを掲載していくだけで、十分ひとつの読み物になります。
発送時のお知らせメールに、写真とコメントをいただいた方にはささやかなプレゼントを差し上げます、などの告知で募集してみてください。
お客さまの写真がたまってくると、お店の目玉のひとつにもなり、自然と写真も集まってくるものです。
6回に渡ってお送りしてきたホームページラクラク更新術、いかがでしたか。
「更新」では「継続」が一番大切です。まずはできることから、はじめの一歩を踏み出してください。更新すると、たくさんの人が来てくれる。それが、次に更新する際の励みになってきます。このサイクルができてしまえば、継続するのはそれほど難しいことではないはずです。 |
|
中浜正己 (なかはま まさみ)
・Webディレクター/エディター/ライター ・デジタルハリウッド大学院客員教授 コピーライター、PR誌編集者を経てWebディレクターに。大手から中小まで、さまざまなサイトの企画・開発・制作・運用に携わる。運用・更新をふまえたサイト設計を前提に、運用体制の構築から、各種コンテンツ編集・原稿制作までを一貫して担当する。 |
|
| 他の連載はこちら |
個人事業・中小法人の方に役立つ最新IT情報をお届け