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ホームページ ラクラク更新術 第4回 まずは真似することから始めてみよう 〜新商品登場編〜

2005年07月19日再掲載
 前回は企画の立て方を考えてみました。とはいっても、いきなりゼロから作るのは難しいもの。まずは、すでにあるものを真似てみることから始めましょう。今回は、新商品を掲載した際の具体例を、更新ページのサンプルとしてご紹介します。これを雛型にすれば、新商品の更新もラクにできるはずです。

ケース1:雑貨店の新商品紹介

 まず、ベーシックな新商品プロモーションの例をご紹介します。
 通常、図1のように、トップページから商品カテゴリ別一覧へ、そこから商品詳細画面へという階層構造になっています。これを変えるのは大変なので、トップページから別のルートのページを作成し、そこで通常のページでは紹介しきれない、詳細な情報を紹介する構造にします。前回の企画書に沿ってまとめてみましょう。
A.目的 いつものお客さまにたくさん買ってもらう(客単価のup)
B.具体的な目標 新製品投入時の購入率を10%アップ。
従来投入時1週間 100人程度が購入→120人を目標に
C.実現方法 商品への新たな発見を提供する(使い方の提案など)
D.具体案 商品写真を多用し、その商品にまつわるエピソードなどを紹介して、商品へ興味をもってもらう。
E.ポイント デザインがポイントの商品なので、その部分を強調して、たくさんの写真で紹介。使用しているシーンも合わせて紹介する。
 上記をもとにページを作成したのがページ構成例1です。
 通常の商品紹介では説明しきれない情報で、ここはというポイントをピックアップして紹介します。特にバスケットシステムなどの制約で商品情報が少ない場合は、こうした手法にチャレンジしてみてください。
(1) リード文
 このページの趣旨を簡潔に説明した「リード文」。ぱっと見たお客さまが、このページにどんなことが書いてあるのか、興味を引くように簡潔にまとめます。
(2) 商品キャッチコピー
 その商品が「何か」を語るのではなく、その商品の「魅力は何か」を一言でまとめてください。あくまで「一言で簡潔に」がポイントです。
(3) 紹介文
 キャッチコピーで語った魅力を、より具体的に、利用シーンなども思い浮かべられるように紹介します。
(4) 写真
 全体、部分アップ、開閉部分の動き、置いてみたシーン、使ってみたシーンなど、考えられるシーンをピックアップして、できるだけ紹介してみてください。お客さまは自分で手に取れないので、見たいと思う部分を全部見せてあげるくらいの感覚で撮影しましょう。
 いずれもプロのコピーライターのように書く必要はありません。無難に、こぎれいにまとめるよりは、その商品に対するあなたの「思い」を伝えた方が、お客さまには響きます。個人で運営するWebショップの場合、どういう人がどういう思いでお店をやっているのか、それがわかるようなメッセージが最も効果的なのです。

ケース2:季節の新商品特集

 ケース2は、もう少し詳しく商品を紹介する例です。あるお店で、新シリーズのバッグが入荷しました。そのシリーズの特徴を、詳細に紹介したページです。
A.目的 いつものお客さまにたくさん買ってもらう(客単価のup)
B.具体的な目標 新製品投入時の購入率を10%アップ。
5%の人に、シリーズをセットで買ってもらう。
C.実現方法 商品への新たな発見を提供する(使い方の提案など)
D.具体案 新シリーズをさまざまな角度から紹介。モデル写真や服との組み合わせなど、写真を多用する。
E.ポイント シリーズでまとめて紹介することで、セット購入を促す。
(1) メイン写真
 雑誌のグラビアページをイメージした、写真中心の構成です。雑誌を参考にしながら、写真の撮り方も工夫してみてください。
(2) 商品(シリーズ) の魅力3つのポイント
 魅力を3点だけ上げるとしたらどこか、考えてみてください。これが5個や10個になると、数が多すぎて、焦点がぼやけてしまいます。3つに絞り込んで紹介してください。
(3) 紹介文
 (2)で簡潔にポイントは紹介しています。ここでは自分の言葉で話をするつもりで、商品の魅力について語ってみてください。
 このページのポイントは、シリーズで一括して紹介している点です。全部の商品のページを作るのは大変ですが、重点的に紹介したいシリーズものをまとめて紹介することで、まとめ買いも含めて、売り上げの向上が期待できます。「これは」と思うシリーズ商品を限定してチャレンジしてみてください。

 次回は、イベントなどに連動したコンテンツの例をご紹介します。
中浜正己 (なかはま まさみ)
・Webディレクター/エディター/ライター
・デジタルハリウッド大学院客員教授

コピーライター、PR誌編集者を経てWebディレクターに。大手から中小まで、さまざまなサイトの企画・開発・制作・運用に携わる。運用・更新をふまえたサイト設計を前提に、運用体制の構築から、各種コンテンツ編集・原稿制作までを一貫して担当する。

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