本体は箸箱。有りものを上手く利用し、低コスト・低価格を狙うのが明場くん流。
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1970年代からずっとソフトウェアの世界を歩み続けてきました。文書変換システムを中心にオペレーションからシステムの移行や開発まで、様々な仕事に携わってきたのです。ご存じのように70年代から現在まで、コンピュータはハードもシステム環境も様々な変遷を重ね、劇的といっていい程に変化しています。その意味では日本のコンピュータ史をリアルに体験している一人といえそうです(笑)。そんな私の目から見ても、激変の起爆剤はやはりインターネット。企業と人、人と人をダイレクトに結ぶパワーには95年頃から注目していました。「ホームページをつくろう」と早々に決めたのも、この当時の思いがずっと残っていたためです。
もともと独立志向の強い人間ではなかった私が起業に踏み切ったのは、ある種、偶然といえるかもしれません。中堅のシステム会社で中央省庁向けの仕事をしているとき体調を崩し休職。元気にはなりましたが休職が長期にわたっため引責退職、あとの仲間は大手企業を早期退職制度と起業支援制度などを活用し、10年来の仲間たちとS社を立ち上げたのです。メンバー6人は、それぞれ得意分野をもつプロ集団、私自身は技術担当取締役として就任することになりました。ソフト・ハードの両方をサポートできる技術があるし、それぞれ技術の人脈もある。さあ、これからという矢先に、経理担当者の不祥事で倒産を余儀なくされてしまったのです。 |