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薪窯パンは、パン生地が一番いい状態に発酵したときに窯に入れる、そのタイミングが決め手です。もちろん、パン生地の発酵時間も、窯がちょうどいい温度になるまでの時間も、季節や気温によって変化します。パン生地の発酵状態がちゃんとわかるようになり、窯にちょっと入れた手や投げ込んだフスマの焦げ具合で温度がつかめるようになるまでには、丸10年かかりました。窯に火を入れ、パンが焼き上がるまでの7時間はひとときも目が放せません。冬は3時、夏は4時に起きて窯に火を入れる。火を入れたらパン生地をこね始める、まず2回パンを焼き、次にケーキを3〜4回、最後にクッキーとラスクを焼く、とこれも6〜7年かかって自然に流れができてきました。この流れに添って自然体でやるのが、美味しいパンやケーキを焼きつづけるコツといえるかもしれません。それでもふっと気を抜いたり、うっかり油断してしまうと、発酵状態が微妙に行き過ぎるといったことも。奥が深いなとつくづく思います。
香ばしい、ミネラルたっぷりのパン。リンゴやバナナなど果肉入りのパンも人気。
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薪窯パンを焼くのは、火・木・土の週3回。スタッフはそれに合わせて来てくれる男性の他、「ときどき」のボランティアが3人手伝ってくれています。今度は煮炊きのできるカマドを作り、おいしいご飯や汁物など誰でも体験できるようなプランを考えています。
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