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SOHOを始めた一番のきっかけは、子供が生まれたことです。当時、コンピュータ関連の会社に勤めていましたが、仕事が忙しくて、寝るために4時間だけ家に帰ってくるという毎日でした。休日出勤も当たり前、ほとんど仕事オンリーの生活でした。しかし子供が生まれて考え方が一変しました。子供って見ているだけでかわいいですよね。この子とできるだけ一緒にいて、成長を見守りたい。それが自分にとって何よりも大切なことだと気づいたんです。
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| 自宅の一室をショップ用に開放。遠方から訪ねてくるファンも多い |
実は私はコンピュータ関連の仕事をする前、3年ほどおもちゃの企画開発をしていました。自分の子供が生まれ、どんなおもちゃを与えようかといろいろと考えていたら、昔おもちゃを開発していたときの楽しかった記憶が蘇ってきました。これも、SOHOを始めたきっかけのひとつです。それから夢中でおもちゃを調べたり、子供と一緒におもちゃで遊んだりしました。そんな中で、木のおもちゃの素晴らしさに出会ったのです。
木のおもちゃは、使えば使うほど味が出てきます。素材的にも、壊れても直すことができるし、質感や触感に暖かみがあって、優しい。0歳から5歳くらいまでの子供には、こうした優しい木のおもちゃがぴったりだと思います。
思い立ったらすぐに行動する方なので、木のおもちゃ屋さんをやろうと決めたら、すぐに会社を辞めました(笑)。不安はなかったといえば嘘になりますが、良い物は必ず売れるという確信がありましたし、何よりもどうしても子供と少しでも一緒に過ごしたいという思いが強かったので、思い切っておもちゃ屋さんを始めました。
最初は、仕入れなどもまったくわかりませんでしたが、取りあえず、年に数回あるおもちゃショーやギフトショーに行っては、直接メーカーや輸入代理店の方と話して商談を進めました。開店当時に集めた木のおもちゃは63種類。まずは、自分の子供に実際に遊ばせてみたり、友人の子供が家に来たときに遊んでもらったりして、安全性や反応を確かめました。
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