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SOHO人紹介第13回 このお店が日韓の架け橋になれたら最高です
鈴木恵里さん。ポジャギ(韓国パッチワーク)のキットなどを中心とした韓国雑貨のショップ 「acchim」 を運営。ここでしか手に入らない雑貨を多く扱っている。
鈴木恵里さん
2004年04月12日
奥深い韓国雑貨との、運命的な出会い
伝統が生かされた韓国のハンドメイド雑貨

伝統が生かされた韓国のハンドメイド雑貨

 韓国には以前からとても興味があって、何度も旅行をしていました。いつ行っても飽きなくて楽しく、韓国人の友人がいたこともあって、すっかり韓国の虜になってしまいました。
 そして何度目かの旅行中に出会ったのが、見たことのない韓国雑貨でした。もちろん、日本にもすでにたくさんの韓国雑貨が入っていましたが、そういったものは毒々しい色彩でデザインもつまらないものが多く、どちらかというと“安かろう悪かろう”というイメージを持っていました。
 ところが、その時に出会った雑貨は、彩りも鮮やかで優しいデザイン。そして何よりも、とてもしっかりした作りでした。お店の人に話を聞くと、すべてハンドメイドで、デザインから縫製まで韓国人の三姉妹が作っているとのこと。これには驚きでした。
 それからは韓国雑貨を見る目が変わり、旅行に行く度に雑貨を置いているギャラリーなどを回って、自分の目で良い物を探しました。韓国には古くからの伝統や文化があります。そういったものを上手く取り込んだ素晴らしい雑貨が実にたくさんあるのに正直言って驚かされ、どんどんのめり込んでいったのです。
 韓国雑貨の奥深さを知れば知るほど“こんな良い物なのだから、1人でも多くの日本人に紹介したい”そんな思いにかられるようになり、私に何ができるのかと必死に考えました。
 当時、自分でもインターネットで韓国雑貨を購入したりしていたこともあり、ネットショップなら、ひょっとしたらできるかもしれないと思い立ったのです。

ビジネスの実務では苦労しました
商品は、すべて自分の納得したものばかり

商品は、すべて自分の納得したものばかり

 とはいうものの、表計算やワープロのソフトは仕事で使っていましたが、ホームページの作り方はわからない。その上、商売の経験もまったくありませんでしたから、最初はもう一体全体何をどうしたらいいのかわかりませんでした。
 ホームページ制作の参考書やビジネスの本を買ってきては悪戦苦闘の日々が続きました。やるからには、とにかく最初からある程度完成した状態でオープンしたかったんです。絶対に諦めずに作り上げるぞと誓って、少しずつ勉強しながらホームページやビジネスのシステムを考えていきました。
 制作期間は大体3ヵ月位かかりましたが、まったくのゼロの状態からショッピングカートを付けるところまで作ることができました。
 ホームページの制作以上に苦労したのが、仕入れの問題です。
 最初に出会った三姉妹とはすでに連絡を取り合う間柄にはなっていたものの、いざ実際に取引を開始してみると、いろいろと問題点が出てくるんですね。
 取引そのものはすんなりと始めることができたんですが、運営をしていく中で送料や送金の方法などで不都合が生じて、何度も何度も電話やメールでやりとりをしなければならなくなったり。あまりの作業に、もうやめようかと思ったこともありましたが、私は彼女たちの作品を心から気に入っていたし、どうしても日本で紹介したいと思っていましたから、なんとか納得できるまで粘り強く交渉を続けました。
 また、輸入の実務を知るためにミプロ(製品輸入促進協会)へ何度も通いました。ミプロでは、輸入に関する法律や税金、契約書のことなど、いろいろな相談にのってもらえるんです。実は、食器の輸入に規制があることもこの時初めて知りました。

楽しいホームページで日韓の架け橋に
ホームページはこまめな更新を心がけている

ホームページはこまめな更新を心がけている

 私が目指しているホームページは、トップページを見たらワクワクした気分になって、どんどん次のページを開きたくなるようなものです。なかなかイメージ通りにはできませんが、色彩やデザインの本などで研究して、より楽しいホームページに改良していきたいと思っています。
 ネットショップを始めて嬉しかったのは、やはりお客さまからの反響です。すべて自分が惚れ込んだ商品ですから、その良さをわかって喜んでいただけることは何よりも嬉しいです。お客さまからお礼のメールや年賀状、クリスマスカードなどをいただいた時は、目頭が熱くなりました。自分を信じて、このショップを始めてよかったとつくづく思いましたね。
 お客さまや仕入れ先など、普通に生活していたら絶対に知り合えない人たちと繋がっていける。しかも日本だけではなく、韓国や世界中の人たちとも知り合うことができるんです。こんなに嬉しくてワクワクした経験はありません。
 これからは雑貨以外にも、韓国文化や言葉などもホームページで紹介していきたいと思っています。このインターネットショップを通じて、日本と韓国の架け橋になれたら最高ですね。

サイト名 韓国雑貨のショップ「acchim」 acchim
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