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大岡裕子さん SOHO人紹介 第6回 「毎日がバーゲンセール」がモットーです
大岡裕子さん。ブランド子供服販売の「d.kids」を運営。
自分の子育て経験をもとにショップを立ち上げ、数々のランキングサイトで高い評価を得ている。
2003年09月29日
実際の子供服店めぐりがきっかけでした
かわいいブランド服が充実している
かわいいブランド服が充実している

 子供服のリサイクルショップを始めたのは、自分の経験からです。自分の子供には少しでもかわいい服を着せてあげたいというのが人情ですよね。毎週休みになると、私も主人に子供服のリサイクル店に連れて行ってもらっていました。多少遠くても色々な店を回っているうちに、店によって取り扱っている服のブランドが違うし、値段にもかなり差があることに気がつきました。子供服のことがだんだんわかってきたんです。
 そんな風に子供服の店に行ったり、選んだりするのはとても楽しかったです。それで、ある時「私のような人はたくさんいるはずだ。私はたまたまお店をたくさん回って楽しむことができるけれど、勤めていたり帰りが遅い人はこの楽しみは味わえない。だったら私が子供服の通信販売を始めて、この楽しみをたくさんの人に味わってもらおう」と思ったんです。私自身、育児だけやっているよりも楽しめますし、まさに一石二鳥でしょう(笑)。幸い主人の理解もあり、思い切って始めてみました。それが7年前のことです。

出発は「お買い物サークル」
数年前まで作っていた手書きの会報
数年前まで作っていた手書きの会報

 その当時、子供服のお買い物サークルのようなものが色々とあって、育児雑誌にそういったサークルの募集告知が載っていたんです。それで、私も告知を出して会員を募りました。当時はまだインターネットが普及していなかったので、仕入れた子供服を一点一点イラストに描いて会報を作り郵送していました。1回に300点近く載せていましたから、イラストを描くのは大変でした。
 そのうち、イラストでは細かいところがわからないことに気づき、写真を使うようになりました。撮影してプリントしたものを切り張りするので、やはり手間はかかります。こんな面倒なことを、せっせと5年近くもやっていたんですよ。でも、いろいろな反応があって面白かったですね。お礼のお手紙をいただいたり、リピーターも多かったです。私自身、子供が4人いるので“どんな服がかわいいのか”“どんなブランドが人気あるのか”肌でわかるんです。これがとても強みになりました。

「買う楽しさ」を考えてホームページに移行
リビングの一角が大岡さんの「仕事場」
リビングの一角が大岡さんの「仕事場」

 紙の会報からホームページに移行したのは2年ほど前です。会報を取ってくれている人は、コンピュータが苦手な人が多かったので、ホームページだけにしてしまうとついてきてもらえないし、お客さまについては新規開拓みたいなものになってしまいます。でも、ホームページにすればもっと選びやすくなるだろうし、買う方も楽しめるんじゃないかと信じて、ホームページだけに切り換えました。
 私はコンピュータのことはさっぱりわからなかったのですが、ホームページ作成ソフトを使い、主人と主人の兄弟に助けてもらいながら、何とか1週間でホームページを作り上げました。大変だったのはキーボードを打つ作業でした。これではダメだと思って必死にキーボードの特訓をしたので、今ではホームページの更新やメールも楽しみながらやっています。キーボードの打ち方は無理をしても身につけた方がいいと思います。

憧れのブランドが同じ値段で2つ買えるように価格設定
大量の商品も丁寧な整理でコンパクトに
大量の商品も丁寧な整理でコンパクトに

 現在の商品ラインアップは、前年モデルのブランド品を中心に委託も少し扱っています。基本的には色々なメーカーや問屋に直接行って、現金で安く仕入れてきたものです。最初はダメもとで交渉に行って断られることも多かったのですが、徐々に仕入れ先も増えてきました。
 d.kidsのモットーはとにかく売る方も買う方も楽しく買い物ができること。そして“毎日がバーゲンセール”ということです。私自身、買い物が大好きですから、お客さまが荷物を開けてみてがっかりすることだけはなんとしても避けたい。仕入れと値付けには本当に気を使っていて、だいたい新品の半額を目安に価格を設定しています。前年モデルとはいえ憧れのブランドが同じ値段で2枚買えるんです。これは嬉しいと思いますよ。
 また、メールマガジンも出しています。基本的には2週間に1回、ホームページが更新されたお知らせです。この更新時に、個数限定の商品をいくつか目玉として載せるんですが、これは赤字覚悟の大奉仕です(笑)。9割引きなんていう時もありますから、先着順で買えた人は絶対にお得です。これが、反響がいいんです。ちょっとしたゲームみたいな楽しい気分を味わえるんでしょう。お陰さまで、d.kidsはいろいろなランキングサイトで1位になっているのですが、こんなゲーム感覚を取り入れていることも理由のひとつかもしれませんね。
 インターネットでは相手の顔は見えませんが、それが逆にいいのかもしれません。お客さまは気を使うことなく、安心して、ゆっくりと買い物を楽しめるようです。
 これからも、もっともっとかわいい服のアイテム数を増やして、お客さまに楽しんでいただこうと思っています。

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