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まだ子供が小さかった頃“何か自宅でできる仕事はないかなあ”と思っていたところに、ふと新聞のチラシが目にとまりました。それがテープ起こしを始めたきっかけです。それはテープ起こしの通信講座のチラシだったのですが、すぐに申し込み、家事と育児の合間を見て勉強を続けました。もともと学生時代にキーボードのブラインドタッチはマスターしていたので、約6ヶ月で修了しました。
その講座では修了試験に受かると登録が可能で、仕事を回してもらえるシステムがありました。私の場合、何とか講座は修了したものの時間がなく、勉強不足だったため修了試験に落ちてしまいました。
悔しかったですねえ(笑)。受講料も結構な金額でしたから、何とか元手だけでも取り返さなくてはと思い、無謀にもテープ起こしの仕事を始めることにしました。最初は自分で探したテープ起こしの会社に登録し、少しずつお仕事をいただきながら勉強も兼ねてやっていました。
負け惜しみじゃないですが、試験に落ちたことで“自分ですべてを一からやらなくちゃ”と吹っ切れたことが良かったと思っています。試験に受かると安心してしまい、それ以上学ばない人が多いと聞きます。しかし、私の場合は一回一回が勝負ですから、それはとても真剣です。“習うより慣れろ”といいますが、まさにその通りだと思います。最初から実践で鍛えられたからこそ、今でも仕事を続けていけるのだと思います。
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