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これならわかる!ネットワークとセキュリティ対策第3回 ホームページとセキュリティ
2004年03月15日
ホームページを見られる仕組み
 私たちが「インターネットを使う」というと、多くの場合「ホームページを見る」ことでしょう。ホームページは、「WWW(World Wide Web)」「Web(ウェブ)サイト」「Webページ」と呼ばれることもあります。私たちがホームページを見られるのは、以下の図のような仕組みによります。
ホームページは、ユーザーの要求とそれに対する返信があって初めて表示されます。インターネットの中は、バケツリレーのようにデータが送られていきます(前回の解説を参照)。
ホームページは、ユーザーの要求とそれに対する返信があって初めて表示されます。インターネットの中は、バケツリレーのようにデータが送られていきます(前回の解説を参照)。
 自分のパソコンで、ホームページを見るソフト「Webブラウザ」を起動し、見たいページの「URL(Uniform Resource Locator)」を入力します(1)。
 例えば「http://www.AAA.ne.jp/index.html」と入力したとすると、これは「www.AAA.ne.jp」というコンピュータに保存された「index.html」というファイルを表示するという意味です。先頭についた「http://」は、ホームページ用の言語「HTML(Hyper Text Markup Language)」でホームページを表示しますよ、という合い言葉のような決まり文句です。httpは「HyperText Transfer Protocol」という通信方法を意味していますが、最近のWebブラウザでは「http://」を省略してもホームページを見られるものが多いです。

 インターネットにつながったすべてのコンピュータには、「IPアドレス」という番号が割り振られています。本来は「111.xxx.222.xxx」といった3桁の数字が4つ連なったものですが、これではどのコンピュータを指しているのか、わかりにくいです。そこでインターネットでは、IPアドレスをわかりやすい名前に変えてくれる「DNS(Domain Name System)」と呼ばれる機能が働きます。111.xxx.222.xxxというIPアドレスが、www.AAA.ne.jpというURLに自動的に変更されることで、私たちは目的のコンピュータを簡単に指定することができるのです(2)。そして、この要求はインターネットを通って、「WWWサーバ」「Webサーバ」と呼ばれるコンピュータへ送信されます(3)。

 要求がWebサーバに到着すると、サーバのハードディスクから必要なデータが呼び出されます(4)。その結果が、自分のコンピュータに送信され(5)、Webブラウザで表示される、というわけです。

ホームページに潜む脅威と対策
 インターネットのホームページは、それこそ星の数ほどあります。その中には怪しいものもたくさんありますから、そういうページでうかつなことをしてしまうと、後々問題が生じることがあります。ホームページを見る時には、いくつかの注意が必要です。
[1] クレジットカード番号の入力
 多くのホームページは無料で見られますが、閲覧のためにクレジットカードでの支払いが必要となる有料のホームページもあります。そのような場合、安易にカード番号を入力してしまうと、そのカードにどんどん請求が来てしまうことがあるのです。
 また、そのページのサービスをやめようと思っても、なかなか手続きが進まず、結局長期間にわたって料金を支払うハメになることもあります。さらにひどい場合は、まったく覚えのない料金を請求されることもあるようです。ですから、インターネットでクレジットカードを利用する時には十分注意をする必要があります。

 インターネット通販などの場合でも、信頼できる購入先のみでクレジットカードを使うようにして、さらに、インターネット上で安全な通信ができる「SSL(Secure Sockets Layer)」という暗号化技術を使っているかどうか確認しましょう。

[2] プログラムのダウンロード
 いろいろなホームページを見ていると、たまに「年齢認証のプログラムをダウンロードせよ」と表示され、ダウンロードを強制されることがあります。ここで気軽に「はい」をクリックしてしまうと、インターネットに接続する際、勝手に国際電話経由でダイヤルアップするプログラムをインストールされてしまうことがあります。気がつかないでいると、高額な国際電話料金が請求されてびっくり!などということになりかねません。
 最近はADSLなどの普及で被害は減ってきましたが、注意する必要があるでしょう。また、フリーソフトなどをダウンロードする際も、信頼できるものをダウンロードするようにしましょう。
 このように、ホームページを見るだけでもセキュリティには十分注意しなければならないのですが、最近はホームページを見るよりも、電子メールによってコンピュータのセキュリティが脅かされることが多くなっています。次回は電子メールの仕組みとセキュリティについて解説していきましょう。
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