私たちが「インターネットを使う」というと、多くの場合「ホームページを見る」ことでしょう。ホームページは、「WWW(World Wide Web)」「Web(ウェブ)サイト」「Webページ」と呼ばれることもあります。私たちがホームページを見られるのは、以下の図のような仕組みによります。
ホームページは、ユーザーの要求とそれに対する返信があって初めて表示されます。インターネットの中は、バケツリレーのようにデータが送られていきます(前回の解説を参照)。
自分のパソコンで、ホームページを見るソフト「Webブラウザ」を起動し、見たいページの「URL(Uniform Resource Locator)」を入力します(1)。
例えば「http://www.AAA.ne.jp/index.html」と入力したとすると、これは「www.AAA.ne.jp」というコンピュータに保存された「index.html」というファイルを表示するという意味です。先頭についた「http://」は、ホームページ用の言語「HTML(Hyper Text Markup Language)」でホームページを表示しますよ、という合い言葉のような決まり文句です。httpは「HyperText Transfer Protocol」という通信方法を意味していますが、最近のWebブラウザでは「http://」を省略してもホームページを見られるものが多いです。
インターネットにつながったすべてのコンピュータには、「IPアドレス」という番号が割り振られています。本来は「111.xxx.222.xxx」といった3桁の数字が4つ連なったものですが、これではどのコンピュータを指しているのか、わかりにくいです。そこでインターネットでは、IPアドレスをわかりやすい名前に変えてくれる「DNS(Domain Name System)」と呼ばれる機能が働きます。111.xxx.222.xxxというIPアドレスが、www.AAA.ne.jpというURLに自動的に変更されることで、私たちは目的のコンピュータを簡単に指定することができるのです(2)。そして、この要求はインターネットを通って、「WWWサーバ」「Webサーバ」と呼ばれるコンピュータへ送信されます(3)。
要求がWebサーバに到着すると、サーバのハードディスクから必要なデータが呼び出されます(4)。その結果が、自分のコンピュータに送信され(5)、Webブラウザで表示される、というわけです。