ネットワークは、その種類によって安全性、つまり「セキュリティ」に差があります。世界中のネットワークとコンピュータが接続しあうインターネットは、基本的には安全を見張る「管理者」がいないネットワークです。インターネットを利用しているのは、私たちのような普通のユーザーがほとんどですが、見張りのいないことをいいことに、ネットワークを通じていたずらや犯罪行為を行う「クラッカー」と呼ばれる悪意のあるユーザーも少なくありません。クラッカーは、伝染病のようにコンピュータに次々と感染してその内部を破壊していくプログラム「コンピュータウイルス」を送り込んだり、他人のコンピュータに無断で侵入してデータを盗む「ハッキング」という行為などを行うことがあります。
このような様々な危険や脅威が潜んでいるため、インターネットのセキュリティは低いということが言えます。もちろん、しっかりとした対策を取れば安全に利用できるので、あまり不安に思う必要もありませんが、無防備で利用するのは避けるべきでしょう。
イントラネットは、接続するコンピュータと利用するユーザーが限定されていて、ネットワーク管理者もいるため、もっともセキュリティが高いといえます。そのイントラネットを相互につないだエクストラネットは、離れたネットワークをつなぐ際にインターネットを経由することがありますので、イントラネットよりはセキュリティが低くなります。
最近はインターネットを利用してホームページを見たり、電子メールを送受信したりすることが多くなっています。そのため、インターネットを利用する際のセキュリティにはもっとも注意する必要があります。
次回から、インターネットの仕組みとセキュリティについて、より具体的に解説していきましょう。