1月25日早朝、いつものようにメールを確認してみるといつになく長いスレッドでメールの会話が続いていました。内容は今朝ほどから何やら同じパターンでの攻撃がインターネット側より断続的に発生しているらしいとのことでした。攻撃といっても、実際の戦争などではなくインターネット上の話ですが。まだ特定はされていませんでしたが、その機械的な同パターンの攻撃から、どうやら新種ワームではないかとのことでした。
それから数時間後、テレビなどでは隣の韓国が約1000万世帯近くに及ぶネットワーク通信障害を報じていました。キャスターはハッカーによるサイバーテロの可能性も考えられるとの報道を伝えていました。どうやら被害は世界規模で発生しているようでした。最終的にこれはMicrosoft社のデータベースソフトウエア製品の脆弱性を攻撃して自己増殖するワームで「Slammer(スラマー)」(参考URL1)と名づけられました。
ワームというのはコンピュータウィルスの一種で、主に人手を介することなく自分自身で他のコンピュータへ感染していく力を持っているものを呼ぶようです。(参考URL2)当然、無差別に機械的な攻撃を仕掛けてきますのでセキュリティが甘いネットワークだと、ものの数十分で全体へ蔓延する可能性も持っているわけです。実際、数年前に蔓延し「Nimda(ニムダ)」(参考URL3)といわれるワームは多数の感染方法を駆使し、サーバやクライアントPCに関係なく感染し世界中に広がってしまいました。