現在、小泉内閣が2005年までに日本を世界最先端のIT国家にするという目標で推進する「e-Japan戦略」(参考URL1)、3000万世帯をブロードバンド化するという総務省の「全国ブロードバンド構想」(参考URL2)など政策レベルでの後押しや、NTT法改正などの規制緩和による市場競争で、高速インターネットへのアクセスが格段に安く利用できるようになりました。
また、今後はモバイル通信や無線LANによっていつでもどこでもインターネットが利用できる環境、いわゆるユビキタス環境化が進み、生活のIT化がいよいよ加速していきそうですが、社会のIT化が進む一方で、そのITを逆に利用したイタズラや犯罪も増えてきています(参考URL3)。

電子政府化に伴う住基ネットと個人情報漏洩の脅威、強力な感染力を持つワーム型ウィルス「Nimda」(参考URL4)「CodeRed」(参考URL5)の出現、2000年に発生した省庁ホームページ改ざん事件などは新聞やニュースでも取り上げられるほどでした。その他にも第三者のなりすましによる詐欺や、クレジットカード番号の漏洩と悪用、コンピュータへの不正なアクセスなどIT化生活を取り巻くサイバー犯罪の脅威は今や確実に身近な存在になりつつあるようです。そんな状況に陥らないためにセキュリティは必要なのです。
こう書いてもなかなか納得できない方もいらっしゃるかもしれませんが、こういうことです。
誰でも自分の家にカギをかけるし、中には安全のために自宅に警備システムを導入する方もいるでしょう。それと同じことが、ITと生活が密着したものになるにつれ、コンピュータにも必要になるということです。
では次回以降、セキュリティについてもう少し詳しく説明していきましょう。