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ヒモなしがトレンド!? 無線技術を知ろう
第3回 外でも使える無線LANサービス

2005年11月15日

外でも使える無線LAN「ホットスポット」

 ここ1〜2年で発売されているノートパソコンの新製品には、無線LAN端末の機能を内蔵した製品が増えています。無線LANは、屋内でのネットワークインフラ(通信基盤)として一定の地位を獲得したと言えるでしょう。

 そんな無線LANを屋外で使うためのサービスが「ホットスポット」です。ホットスポットとは、喫茶店やファーストフード、駅、ホテルといった人の集まる場所に、無線LANのアクセスポイントを設置して、インターネットを利用できるようにしているサービスです。国内だけでなく海外でも利用できる場所があります。

 ホットスポットが提供されている場所では、無線LANに対応した機器を持ってさえいれば、PHSや携帯電話で接続するよりも速い速度でインターネットに接続可能です。また料金についても、携帯電話やPHSの定額制データ通信よりかなり安価です。しかし、前回紹介したように、無線LANには特性上、距離や方式などの制約があり、ホットスポットサービスを利用するには、事前の下調べが大切になります。ここでは、ホットスポットを使う上で、押さえておきたいポイントを簡単にまとめておきます。

1 提供場所を事前にチェック

 ホットスポットを利用するためには、事前に利用できる場所を調べておく必要があります。出かける場所や宿泊予定地などのサービス提供情報を事前に調べておきましょう。RBB TODAYのホットスポット検索では、駅名や住所からサービス検索ができるので便利です。また現在、各ホットスポットのサービス提供を行っている企業の間では、お互いのアクセスポイントを相乗りできるようになってきていますので、目的地に加入しているサービスのアクセスポイントがなくても、相乗りサービスで利用できる場合があります。

RBB TODAY
http://www.rbbtoday.com/hotspot/

シャープ ホットスポット位置情報
http://www.spacetown.ne.jp/insrv/hotspot/


2 有料サービスなのか無料なのかをチェック

 ホットスポットには、無料のものと登録が必要な有料サービスの2種類があります。有料サービスでもNTTコミュニケーションズの「1DAY PASSPORT」のように1日だけでも利用できるサービスもあります。無料版はホテルやペンションなどのようにその施設の利用が前提となっている場合がほとんどです。喫茶店やファーストフードでは、食事を注文しないでサービスを利用するのはエチケット違反になりますので注意しましょう。

NTTコミュニケーションズ ホットスポット 1DAY PASSPORT
http://www.hotspot.ne.jp/service/1daypassport/index.html

無料ホットスポット フリースポット
http://www.freespot.com/


3 対応機器を確認
 ほとんどのホットスポットはIEEE802.11b(第2回参照)に対応しています。IEEE802.11a/bへの対応は事業者により異なります。有料サービスの場合は、会員認証のためのソフトによってはWindowsしか利用できない場合もありますので、サービス内容をよくチェックしましょう。NTT東日本の「Mフレッツ」(http://flets.com/mflets/)のように、専用の機器をパソコンに接続して認証する場合もあります。

ケータイと無線LANのハイブリット環境も登場

 無線LANをインフラとするホットスポットでは、携帯電話やPHSより高速な回線でインターネットを利用できます。しかし携帯電話やPHSと異なり全国どこでも利用できるというわけではありません。そこでプロバイダや端末メーカーから、無線LANサービスとPHS/携帯電話などのダイヤルアップ接続を環境に応じて自動的に切り替えるツールが提供されている場合があります。

 最初から無線LAN端末とPHS端末を統合した端末もあります。こうした端末は今のところ採用例が少ないですが、さらに進んだ第3世代携帯の機能を含んだ製品についても研究が進められています。現在各社の競争も進んでおり、サービス地域も広がっています。ホットスポットは無線LANの可能性を広げる便利なサービスといえるでしょう。

 当連載第二回、第三回に渡って解説してきたように無線LANは非常に便利です。しかし、電波を利用する無線方式であるため、データの盗聴や悪用といったトラブルの可能性も残されています。次回はこうした無線LANのセキュリティについて考えます。
今回のポイント
check1
ホットスポットは外出先でも高速インターネットが楽しめる
check2
ホットスポットを利用するためには下調べが重要
check3
対応機器には注意しよう

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