このページの本文へジャンプ

文字の大きさ

ここから本文です

必ずおさえておきたい、IT時事ワード
第5回「メディアリテラシー」「ウエブログ/ブログ」「次世代DVD規格」

2005年04月04日

メディアリテラシー

 マスメディアやインターネットの情報を正しく使いこなす能力のこと。以前は、テレビやラジオ、新聞、雑誌の情報をすべて鵜呑みにするのではなく、自分が正しいと思えるもの、必要だと思えるものをピックアップする能力が重要視されていた。

 しかし、最近ではこれらの媒体に加え、気軽に情報発信できるインターネットが登場してきたため、適切な利用法で自分の意見を発表する能力の向上も必要とされている。特に小中学生の運営するサイトでは掲示板やチャットでのトラブルが少なくなく、子どものメディアリテラシー教育の必要性を訴える声は高まっている。実際、各学校や大手PCメーカーなどでは、児童・生徒を対象としたメディアリテラシー教室をひんぱんに開催している。

 文字ベースでのコミュニケーションが中心となるインターネットの場合、発言者の表情や声色から情報の真意を見極めることはできない。しかも、不特定多数の人が自分の発言を閲覧することになる。そのため、冗談半分で書いたことが意外とシリアスに受け止められることも少なくない。過激な発言や挑発的な言動、暴力的な表現はなるべく避けるようにしよう。また、個人が自由に発信できる場所のため、取材をした上で情報を発信する既存メディアよりも情報の信ぴょう性が薄いという弱点もある。インターネットというメディアの特徴を正しく理解して、適切な手段で発言、情報収集することが肝心だ。
「ネット社会の歩き方」(http://www.cec.or.jp/net-walk/)では、独立行政法人 情報処理振興機構(IPA)、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)が実施したEスクエア・プロジェクトが開発した児童・生徒向けの「学習ユニット」を公開。インターネットを利用する上での注意点をアニメーション仕立てで紹介する
それでは実際に使ってみましょう!Let's Try!
ネット全盛の今だからこそ、ちゃんとメディアリテラシーを身につけないと。正確な情報を見つけたり、スムーズにコミュニケーションしたりできなくなっちゃうよ。
チヤホヤ度

ブログ/ウェブログ

  昨年ごろから国内でも人気を呼んでいる個人運営の日記的サイトのこと。正しくは、インターネットで用いられる文書システム「Web」と、コンピュータの利用状況やデータ通信の履歴「log」を合体させた「Weblog」(ウェブログ)という。

 これまでの個人サイトとの最大の違いは、サイトの更新のしやすさにある。「Movable Type」や「Blogger」といった支援ツールを導入すると、掲示板に書き込みをする時のように特定の入力フォームに記事を入力するだけで、サイトを更新できるようになる。大手ポータルサイトやプロバイダなどでは無料でブログ作成サービスを提供しているところもあり、この手のサービスを使えば、自分で支援ツールを組み込むことなく、開設することが可能だ。

 従来の個人サイトよりも注目を集めやすいのも大きな特徴だ。

 一般的なブログには「トラックバック」という機能が用意されている。これは、他のブログの記事についてリンクを貼ったり、言及したりする時、言及(リンク)先の記事に対して言及した(リンクを貼った)ことを通知する機能のこと。トラックバック情報を送ると、リンク先の記事に自分のブログのURLと記事の概要を表示することができる。また、ブログの更新情報をとりまとめる「ブログポータル」というサイトに送信する「ping」と呼ばれる機能もあり、ブログポータルのユーザーのアクセスも集めやすい。

 しかも、Googleといった検索エンジンでは、外部から貼られたリンク数を重視して検索結果の順位を判定しているため、トラックバックやpingでリンクを集められるブログは上位表示されやすくなる。検索エンジンの上位に表示されたページは当然、アクセスを集められる。

 なお、本来ブログとは、ネットで見つけた気になるニュースを引用し、それについての追加情報や感想を加えた個人ニュースサイトのことを指していたが、現在は、プライベートなことを記した日記サイトであっても、毎日のように継続され続けるページは総じてブログと呼ばれている。
それでは実際に使ってみましょう!Let's Try!
最近は音楽や映画とか、特定のジャンルの最新ニュースを集めたブログや、その道のエキスパートが運営しているブログも増えてきているから、情報収集には欠かせなくなってきたよね。
チヤホヤ度

次世代DVD規格

  昨年のHDD/DVDレコーダーが大ヒットし、コンビニの店頭にDVD-RAMやDVD-R/RWメディアが並べられるようになるなど、ようやく一般的になった感のある記録型DVDメディアだが、業界はすでに次世代規格の策定を進めている。

 現在、発表されている次世代DVD規格はソニーや松下電器産業など、13社が共同策定する「Blu-ray Disc」と、東芝、NEC、三洋電機などが提案する「HD DVD」の2種類。Blu-ray Discは、CDやDVDと同じ12cmのディスクに現在の片面2層DVDの3倍以上となる、最大27GBのデータを収録できる大容量光ディスク規格。すでにソニー、パナソニック、シャープからBlu-ray Disc対応レコーダーが発売されており、ディズニーや20世紀FOX、ソニーピクチャーエンタテインメントという4つの映画スタジオがタイトルを供給することを表明している。また、ソニーコンピュータエンタテインメントは次世代プレイステーションのゲームディスクとしてBlu-ray Disc技術を応用した「BD-ROM」を採用すると発表した。

 一方のHD DVDも同じく12cmディスクにデータを収録する光ディスク規格だが、最大記録容量は片面1層で20GBとなる予定になっている。また、現行のDVDと同じく記録面を貼り合わせて2層化することで大容量化できる仕様になっており、片面2層の場合は最大32GB以上のデータが記録可能になるという。残念ながらまだ対応製品は発売されていないが、東芝と三洋電機から対応DVDレコーダーが、NECからはパソコンのデータを読み書きできるHD DVDドライブが参考出品されている。また、パラマウント映画、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナーブラザーズ、ニューライン・シネマの4映画スタジオの支持も獲得している。

 デジタル放送のハイビジョン番組のような高画質・高音質のコンテンツは、データ容量が大きくなるため、現行の記録型DVDメディアに画質を落とさず長時間録画することは困難になる。それだけに大容量の次世代DVDが今後、録画機器の主流になることはまず間違いないだろう。現段階では対応製品が少なく、どちらの規格が主流になるかはっきりしないため、あわてて購入する必要はないが、今後の動向には注意しておきたい。
それでは実際に使ってみましょう!Let's Try!
HD DVD陣営が対応DVDレコーダーを発売したら、ようやく次世代DVD規格が本格化するんじゃないかな。今は静観しておくのが得策だね。
チヤホヤ度
成松哲(なりまつてつ)
ライター。パソコン誌、週刊誌、ビジネス誌などIT、ビジネス関連の記事を多く執筆。主な著書に「ヤフる」(共著・毎日コミュニケーションズ刊)など。
■ホームページ作成サービス
ホームページの開設から更新までパックでご提供!
お問い合わせ/お申し込み
■ショップ構築おまかせパック
インターネットショップ開設も月額8,000円(税込8,400円)から!
お問い合わせ/お申し込み