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必ずおさえておきたい、IT時事ワード
第4回「Webアクセシビリティ」「リードメール」「非接触ICカード、チップ」

2005年03月22日

Webアクセシビリティ

 ひと言でいってしまえば「Webページの使い勝手」のこと。特にWebページが、高齢者や体の不自由な人が快適に利用できる構造になっているかをあらわす言葉として用いられる。Web技術の開発と標準化を目指すW3Cという団体では、Webアクセシビリティの高いページとはどのようなページをさすのか、その指標である「WCAG」(Web Content Accessibility Guidelines)を発表している。

 例えば、目の不自由なユーザーはWebページの内容を音声読み上げしてくれるソフトを使っていることが多い。そのため、Webページに貼り付けられた画像や音声ファイルなど、文字以外の素材の貼り付け位置には、それがどんな画像、音声なのかを注釈する代替テキストを用意しておくとよい。また、セキュリティなどの都合上、クリックまでに制限時間を設けたい場合は、あまり速い応答速度を求めずに、誰もがきちんと内容を把握し、判断できるだけの時間の猶予を与えることが望ましいという。
みんなのウェブ
独立行政法人情報通信研究機構の「情報バリアフリーのための情報提供サイト」内のウェブアクセシビリティの情報提供コーナー「みんなのウェブ」
http://www2.nict.go.jp/ts/barrierfree/accessibility/)。
高齢者や障害者がウェブを利用するときの問題点の紹介など、ウェブアクセシビリティを確保するために必要な情報を提供。
それでは実際に使ってみましょう!Let's Try!
住宅から商品パッケージまで、今やバリアフリーは当たり前。WebページだってWebアクセシビリティを高めて、誰にでも優しい設計にしないとダメだよね。
チヤホヤ度

リードメール

 懸賞からネットトレーディングまで、インターネットでお小遣いを稼ぐ手段は数あるが、最近、注目を集めているのが「リードメール」だ。これはその名のとおり、読む(read)だけで報酬がもらえるメール広告のこと。リードメール配信サービスに会員登録しておくと、その配信業者が契約している広告主からのメールを受け取ったり、メール中のURLをクリックしたりするたびに、配信業者が広告主から受け取る広告料の一部がキックバックされる。

 リードメールは広告主にとってのメリットも大きい。最近、不特定多数に配信する迷惑(スパム)メールが社会問題化していることもあり、ダイレクトメールはユーザーに敬遠されがちだ。しかし、リードメールの場合、配信サービスに登録した広告を読みたいユーザーにのみピンポイントで宣伝できるので、自社の製品を購入したり、サービスを受けたりしてもらえる可能性は高くなる。迷惑メール扱いされる心配もない。また、メール配信業者にとっても、大勢のユーザーを募れば、それだけ多額の広告料を手にすることができる。

 広告主はより高い広告効果が期待でき、ユーザーは手軽に小遣い稼ぎできるため、ビジネスユーザー、個人ユーザーともにオイシイ新しい広告サービスと言えるだろう。
リードメール.com
リードメール配信業者は「リードメール.com」(http://readmail.chokinbako.jp/)のようなリードメールのポータル的サイトで探すことができる。
リードメール導入の手順や、より多くの報酬を手にするためのノウハウも紹介している。
それでは実際に使ってみましょう!Let's Try!
ネットでお得な思いをしたいからって、いちいち懸賞サイトのアンケートに答えるのは面倒くさいよ。リードメールなら、メールを受け取るだけで報酬が手に入れられるのに。
チヤホヤ度

非接触式ICチップ/カード

 「ICチップ」とは、半導体集積回路のこと。テレホンカードなどに使われる磁気カードに比べ、記録容量が大きく、データの暗号化も行えるため、金銭情報や個人情報など、高度な情報の管理に利用されている。ICカードはそのカード版だ。そして、ここで紹介する「非接触式ICチップ」とは、このICチップにアンテナが内蔵されており、データの読み書きを行う専用端末とチップとを電波で接続し、データ通信するものをいう。

 非接触ICカードを搭載した製品の代表格が、JR東西のプリペイドカード「SuiCa」と「IkoCa」だ。購入したカードに券売機で1000〜1万円の運賃をチャージしておくと、その金額がICカードに記録される。そして、サイフや定期入れの中に入れたまま自動改札にかざすだけで自動的に運賃がカードに記録された残高から引き落とされる。

 同様にカード型電子マネー「Edy」やNTTドコモが昨年発売した携帯電話「506i」シリーズ、通称「おさいふケータイ」にも非接触式ICが採用されており、カードや携帯電話にATMから金額をチャージしておくと、コンビニやネットショップなどのレジに置かれた専用読み取り機にカード、携帯電話をかざすだけで料金を支払える。また、NTTドコモとJR東日本によると、来年1月より、おさいふケータイで自動改札を入出場できる「モバイルSuica」サービスを開始する予定もあるという。
それでは実際に使ってみましょう!Let's Try!
「SuiCa」と「おさいふケータイ」のせいでサイフや定期入れを開くことすら面倒になっちゃったよ(笑)。せっかくだから、もっといろんなスポットで非接触ICチップが使えるようになると便利なのにね。
チヤホヤ度
成松哲(なりまつてつ)
ライター。パソコン誌、週刊誌、ビジネス誌などIT、ビジネス関連の記事を多く執筆。主な著書に「ヤフる」(共著・毎日コミュニケーションズ刊)など。
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