今までの連載の中で“IP電話はコストが安い”ということをお話してきました。実際、そのコスト削減効果に着目した企業の7割近くの総務担当者が、IP電話の導入に前向きであることを示す調査結果もあるほどです。そこで今回は、IP電話の企業利用についてお話ししましょう。
まず、コスト削減効果についてですが、これは長距離電話を多くかける企業ほど効果があるといえます。
たとえば、OCNドットフォンやOCNドットフォンオフィスの場合、日本全国どこへかけても一律で3分8円、海外(アメリカ)でも、3分9円という低コストです。東京から大阪へかけた場合、一般電話だと3分80円ですから、それだけ考えてもすでに10分の1程度になっているのです。これは大変なコスト削減効果といえるでしょう。
ただし、電話をするのが主に市内のみの場合では、IP電話の場合も一般電話の場合も料金にほとんど差がないため、それほどのコスト削減は見込めない可能性があります。
しかし、通常のビジネスをしている企業であれば、かける相手がいつも同一市内ということは考えにくいはず。もちろん、回線の数や長距離通話が多いほどコスト削減効果が高いのは事実ですが、数回線、数十回線の規模で、さほど遠くない取引先が多い企業であっても、コスト削減効果はあるでしょう。
なお現在のところ、企業がIP電話を導入する際には、以下のような方法があります。どのやり方が自社にもっとも適切なのかよく調べることが大切です。