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知っ得IT! IP電話の巻第4回 仕事で使える!IP電話
2004年04月19日
IP電話のコスト削減効果
 今までの連載の中で“IP電話はコストが安い”ということをお話してきました。実際、そのコスト削減効果に着目した企業の7割近くの総務担当者が、IP電話の導入に前向きであることを示す調査結果もあるほどです。そこで今回は、IP電話の企業利用についてお話ししましょう。

 まず、コスト削減効果についてですが、これは長距離電話を多くかける企業ほど効果があるといえます。
 たとえば、OCNドットフォンやOCNドットフォンオフィスの場合、日本全国どこへかけても一律で3分8円、海外(アメリカ)でも、3分9円という低コストです。東京から大阪へかけた場合、一般電話だと3分80円ですから、それだけ考えてもすでに10分の1程度になっているのです。これは大変なコスト削減効果といえるでしょう。

 ただし、電話をするのが主に市内のみの場合では、IP電話の場合も一般電話の場合も料金にほとんど差がないため、それほどのコスト削減は見込めない可能性があります。
 しかし、通常のビジネスをしている企業であれば、かける相手がいつも同一市内ということは考えにくいはず。もちろん、回線の数や長距離通話が多いほどコスト削減効果が高いのは事実ですが、数回線、数十回線の規模で、さほど遠くない取引先が多い企業であっても、コスト削減効果はあるでしょう。
 なお現在のところ、企業がIP電話を導入する際には、以下のような方法があります。どのやり方が自社にもっとも適切なのかよく調べることが大切です。


[1] PBXなど、従来のシステムをインターネット網に接続する
[2] IP-PBXというIP電話対応のPBXを新たに導入
[3] 通信業者が提供するIPセントレックスというサービスを利用する
大きく広がるIP電話の可能性
 ところでIP電話は、コスト削減以外にも、その将来的な可能性が注目されつつあります。
 たとえば、コンピュータとの連携という観点で見た場合、単なるIP電話の導入ではなく、さらに一歩進んでVoIPで社内のネットワークを再構築すれば、同じネットワーク上での音声通信とデータ通信が可能になるので、マルチメディア的な社内コミュニケーションが実現できるでしょう。

 さらに、もはや音声通信の主役といっても過言ではない携帯電話に目を向けると、現在、基地局までのアクセスラインをホットスポットとした携帯型のIP電話が商品化されていますが、このタイプの携帯電話が普及すれば、通信コストが大幅に下がり、新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。

 このように、IP電話にはコスト削減にとどまらない様々な可能性が秘められているのです。この機会に、ぜひIP電話の導入を検討されてはいかがでしょうか。

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