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現在の多くの人が視聴しているNHK総合・民放各局などのテレビ放送はアナログ放送と呼ばれています。このアナログ放送は、2011年7月24日を持って終了することになりました。
これにより、これまでのアナログ放送に対応したテレビやビデオは、デジタル放送に対応したチューナーを増設しなければテレビ放送を視聴できなくなります。そもそも、アナログ放送とデジタル放送はいったい何が異なるのでしょうか?
まず、アナログとデジタルの違いから解説しましょう。アナログとは連続した状態により物事を表すことを言います。一方デジタルは物事を数字や信号によって表現します。これだけではわかりにくいですが、時計を例にすると想像しやすいと思います。
時刻を表現する場合、アナログ方式の時計は秒針が一周回って1分という時間を表します。時間と分はそれぞれの針が時計盤の文字を指すことで表現します。一方、デジタル時計では2005年7月25日23時26分38秒というように情報を直接数字で表します。
アナログは針の動きを見ていれば、37秒と38秒の間の37.25秒といった時間も分かります。対して、デジタルは時刻を数字で表示するため、前述の37.25秒といった表現はできません。しかし37.25秒という数値は普段の生活ではあまり必要とされない情報です。デジタルは情報を簡潔に見せる特性を持っているのです。
デジタル放送は、人間の目や耳に聞こえない不要な情報を省いて、データを圧縮することで情報を効率よく送ることができます。また、アナログ放送の時に比べ、電波のスペースを効率よく活用できるので、余った電波のスペースを使ってアナログ放送ではできなかった新たなサービスが可能となったのです。
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