
最近よく聞くアクティベーションとは?アクティベーションを理解してメリットも有効活用!
2008年10月7日
ア: 似たような機能を持つ他社製のソフトをインストールした。
イ: パソコンのハードディスクやイーサネットカードを変更した。
ウ: 就業中に無関係なホームページばかりを見ていた。
正解はコラムの後にあります。ヒントはコラムを読んでみよう。
アクティベーションとは「機能を有効にする」という意味を持つ言葉で、多くの場合、利用者の情報をメーカー側に登録し、ソフトウェアを不正にコピーして利用できないようにするためのライセンス制度を意味します。
多くのソフトウェアで使われているシリアルIDだけでは、すぐにIDを作成するフリーソフトなどを利用して違法コピーが出回ってしまう問題がありました。そこで、利用者の情報をメーカー側が把握しておくことで、シリアルIDキーの流出による不正コピーの蔓延を防ぐアクティベーションが登場したのです。アクティベーションの方法はさまざまですが、もっとも多いのは下記の3パターンです。
【インターネット経由の自動登録】
ソフトウェア起動時に画面の指示にしたがって、個人情報などを入力、インターネットを経由して登録されると利用できる方式
【インターネット経由の手動登録】
メーカーの専用Webサイトなどにアクセス、フォームに個人情報などを入力後、メールなどで専用のシリアルIDキーを発行してもらう方式
【電話・FAXによる登録】
インターネットが使えないユーザ向けに行なわれている方式。専用の窓口に電話をかけ、個人情報を登録、専用のシリアルキーを発行してもらう方式(口頭での通知のほか、郵便でシリアルID郵送などが多い)
アクティベーションを利用するソフトウェアで有名なのは、Microsoft WindowsやMicrosoft Officeなどでしょう。
Windowsでは2001年11月に発売が開始されたWindows XPシリーズからアクティベーションは採用され、30日以内にユーザ登録しないと起動できなくなるという仕組みを採用しています。Windowsの最新版であるWindows Vistaシリーズでも若干仕組みは異なりますが、同様のアクティベーションシステムを採用しています。
また、Windowsでは製品の特性上、ハードウェアの構成を大きく変更すると、別のパソコンに変更されたという判断をされ、再アクティベーションという処理が必要になります。この場合、電話による再登録が必要になる事があります。
ユーザにとっては、アクティベーションはめんどう、というイメージが強いですが、メリットもあります。それは体験版が利用できる機会が増えてきたことです。今では多くのソフトウェアメーカーはフル機能を持ったアプリケーションを体験版として配布しています。アクティベーションが起動する一定の日数が経つまでは普通にアプリケーションとして利用できます。高価なソフトウェアを試してから購入できるため、購入してから失敗することは減ってきています。

正解.イ: パソコンのハードディスクやイーサネットカードを変更した。
新人君の場合は(ウ)!と言いたいところですが、おそらく理由はソフトをインストールしてあるパソコンのハードウェアを変更したことです。本文にもあるように、ハードウェアの構成が大きく変わると、別のパソコンだと認識されてしまうので、再アクティベーションが必要となるのです。CPUやハードディスク、イーサネットカードなどの差し替えが原因となることが多いので、念頭に置いておくと安心かもしれませんね。
ナガハタ トシヒロ
フリーライター兼編集者として、主にパソコン関連のレビューおよびテスト記事のライティングおよび雑誌編集を手がけるフリーライター。
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