
ビジネスからパーソナルまで幅広く活用できるUMPC!2008年のトレンドをチェック!
2008年5月13日
ア: Haiku
イ: Origami
ウ: Onsen
正解はコラムの後にあります。ヒントはコラムを読んでみよう。
2008年のトレンドの一つとなりそうなのが「UMPC」です。UMPCとは「Ultra-Mobile PC」の略です。UMPCの共通した要素として、一般的なパソコンで利用されているx86アーキテクチャ対応CPUを採用していること、1kg以下で持ち運びしやすい、外出先でインターネットに接続可能、価格は600〜800ドル前後という点です。ノートパソコンとPDAの中間的な位置づけとなります。

海外では2007年末、国内では2008年1月に発売されたASUSTeK製のノートパソコン「Eee PC 4G-X」をきっかけに、全世界的に「UMPC」の人気が高まりつつあります。Eee PCは先進的な機能とコストパフォーマンスの良さから、2008年4月時点で約100万台が出荷され、年間総販売台数は380万台に上ると予想されています。このEee PC 4G-Xが大ブレイクしたのには以下のような理由が挙げられます。
1.Windows XPが利用可能なCPU性能
2.USB2.0を複数内蔵するなど一定の拡張性がある
3.有線/無線LAN内蔵で手軽にインターネットに接続可能
4.フルキーボードの採用
5.SSDと呼ばれる、読み込みが早く機械的故障の少ない次世代ハードディスクの採用
6.重さが920gと軽く、持ち運びに向いている
7.欧米では199ドル(Linuxモデル)、国内でも4万9800円(Windows XPモデル)と小型ノートパソコンとしては非常に安価
Windowsモデルであれば、無数の種類があるWindows用のソフトウェアがそのまま利用でき、ビジネスからパーソナルまで幅広く活用できるメリットがあります。
UMPCという単語が表舞台に出てきたのは、2006年3月ドイツの展示会「CeBIT 2006」で、CPUメーカーであるインテルとWindowsメーカーであるマイクロソフトが同時に発表を行いました。UMPCの旗振り役であるインテルは、WindowsベースのモデルをUMPC、サーバ用などに使われているLinux採用モデルをMID(Mobile Internet Devices)、10インチ以上のモニターを持つ小型・軽量ノートをNetbookと呼び、製品カテゴリを細かく分けています。
Eee PC 4G-Xのヒットから、2008年はUMPCとMID、Netbookに対応した多くの製品の登場が予定されており、小型・低価格パソコン市場の拡大が期待されています。

インテル製のマイクロプロセッサのシリーズ名。命令セットと呼ばれるルールの集まりを採用したCPUのこと。命令セットはCPUごとに異なっているが、このx86アーキテクチャは歴史が長く、DOS時代の古いソフトウェアから最新のWindowsまで動かせる互換性の高さから圧倒的なシェアを持っている。Windows以外にもMac OS X、Liunxなど多くのソフトウェアがx86アーキテクチャに対応している。
SDカードなどに使われているフラッシュメモリ技術を応用して作られたストレージ。パソコンに利用されているHDDと異なり、小さいサイズのファイルを読み出す速度が速いため、多くのソフトウェアの動作が機敏になる。HDDのようにモーターなど機械的な部品がないので、持ち運び時の振動などによる故障も起きないが、今のところHDDと比べると容量が小さく高価である。
正解.イ: Origami
シンプルで小さいのに無限の可能性を秘めている、ということで命名されたらしいですよ。私たち日本人にとっては、正式名称のUltra-Mobile PCよりも親しみやすいかもしれませんね。
ナガハタ トシヒロ
フリーライター兼編集者として、主にパソコン関連のレビューおよびテスト記事のライティングおよび雑誌編集を手がけるフリーライター。
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