ここ何回かにわたり、Web上のいろいろなテクニックや技術的なことを紹介してきました。しかし、それらは実際にホームページ上で目で見て確認できるものでした。
今回は少し別のアプローチから、見た目ではわからない「ホームページの構造の基本」についてお話ししましょう。少々概念的な内容なのでイメージしにくい点もあるかもしれませんが、ホームページを作る上で大切な考え方ですので、ポイントを理解しておくとよいでしょう。
さて、皆さんは普段からいろいろなホームページをご覧になっていると思いますが、それらのホームページには、中心となる内容以外にも自己紹介や日記、地図などいろいろな情報が載っています。
それらの情報は、以前お話ししたHTMLファイルに書かれているのですが、たいていの場合、ホームページのオーナーは、ホームページ全体の構造をわかりやすくするために、似通った情報のHTMLファイルをそれぞれまとめて、管理・整理しています。この時、各ページのことを「ファイル」、そのファイルをまとめたものを「ディレクトリ」と呼びます。
あるいは「ディレクトリ」とは、似たような種類の「ファイル」をしまっておく箱のようなものだとイメージするとわかりやすいかもしれません。
例えば、自分でネットショップを始める場合を例に考えてみましょう。
お店や店主の紹介、商品の案内や販売をするためのHTMLファイルを作ることになります。それらのHTMLファイルを「情報整理」のために「お店の紹介系」「商品の案内・販売系」と大きく2つのくくりに分けたとすると、そのくくりが「ディレクトリ」になります。
具体的に言うと、お店の紹介をする“omise.html”、店主の紹介をする“tenshu.html”、お店にくるための地図を載せた"map.html"などのHTMLファイルを作りったとします。それらを「お店の紹介系のページ」としてまとめるために、ひとつのディレクトリを作る(この場合であれば"shoukai"などという名前が適切でしょう)ということです。 |