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Webきほんのきほん 第5回 便利なホームページにしよう〜フレームの使い方
2003年08月04日
情報が見やすくなる「フレーム」

 前回までは、ブラウザ上に文字を表示するなどの作業で、ホームページ作りの雰囲気に慣れていただきました。いかがだったでしょうか。難しそうに思えたホームページ作りが、意外と身近なものに感じられたのではないでしょうか。
 そろそろ、実際にホームページの制作に取りかかろうという方もいらっしゃるのではないかと思いますが、今回からは、実際の制作にあたって、使いやすく、親しみやすいホームページにするための工夫をいくつか紹介していきましょう。まずは、いろいろな情報を見やすくする機能である「フレーム」についてご紹介します。

 フレームというのは、一言でいうと、ブラウザの画面をいくつかのゾーンに分けて、それぞれのゾーンに違うコンテンツを表示できる機能です。
 ちょっと、本の作りを思い出してください。おおまかに言うと、「目次」と「内容」となりますが、どんな内容が書かれているのかを知りたければ、目次を見ながら、ページをめくって確認することができますね。これと同じ考え方で、ホームページの情報を「目次」と「内容(=コンテンツ)」に分け、それらを同時に見えるようにするというのがフレームの代表的な使い方です。

ユーザーが喜ぶ「フレーム」の利用法
 さて、下の図(1)を見てください。このホームページの例では、いろいろな項目が、1枚のブラウザの画面で表示されていますね。これが最初のページ(トップページと呼びます)になるわけですが、ここで、Aについてもっと詳しく調べようとするとブラウザの画面が切り替わり、Aに関する詳細画面が表示されます。
 この結果、希望通りAに関する情報を入手することはできるのですが、新たに他の情報を探そうとすると、またトップページに戻らなければなりません。
 つまり、いろいろな情報を続けて探そうとする場合には、トップページ→Aの情報ページ→トップページ→Bの情報ページなどのように、移動を繰り返し、ブラウザの画面全体を切り替えなければならないわけです。それでは、ちょっと不便ですね。
フレームを利用しないパターン
 ユーザーにとっては、常に目次とコンテンツの詳細を同時に見られるようにしておくと便利なのですが、そのような場合に利用するのがフレームです。下の図(2)を見てください。先ほどのホームページと同じ情報を持つページですが、フレームを使ってブラウザの画面を二つに分け、左側のゾーンでこのホームページで紹介しているコンテンツの一覧を、右側ではそのコンテンツの詳細ページを確認できるようにしています。こうすれば、コンテンツの詳細情報を見ながら、同時に、次に探したい情報を確認することもできるわけです。
 ここでは、ブラウザの画面を左右に分けた場合を例にしていますが、フレームは上下に分けることもできますし、さらに二つ以上に分けることも可能です。
フレームを利用するパターン
 このようにフレームは、情報を見やすく、わかりやすく整理するためにとても有効な手法ですが、むやみに分割して文字が読めないほどそれぞれの画面を狭くしたり、あるいは機能的でない分割をしたのでは、かえってユーザーにとって使い勝手の悪いものになってしまいます。フレームを利用する際には、使いやすさに十分に気を配るようにしましょう。
 その点に注意すれば、フレームはとても便利な機能です。情報量の多いページを作る際には、ぜひ利用することをおすすめします。
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渋谷 太郎 (しぶや たろう)
・Webデザイナー、ディレクター
・デジタルハリウッド講師、元IMJ勤務
・静岡大学理学部物理学科卒業

・主な実績
大手量販店の大規模ECサイトの企画・構築・運用に従事、その後独立。

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