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どれが正解!?ネット広告活用法 第4回 メール広告はこう活用する!
2005年03月07日

メール広告って何?

メールを用いた広告には3種類あります。

1.メールマガジン広告(メルマガ広告)
 メールマガジン中にテキスト広告を載せるものです。

※本文と区別するために「PR」「AD」などと書かれているのがメルマガ広告のブロックです。

※HTMLメール(一般のWebページと同様、テキストだけではなく画像も用いている表現力のあるメール)を使って画像掲載もできるメルマガ広告も存在しますが、そちらはまだ少数派のようです。

2.オプトインメール
 事前に自分の興味があるジャンル(例:旅行、ファッション、自動車など)に関連するメールを受け取ることを許可した利用者に対し、Eメールでそのジャンルのダイレクトメールを送るものです。

3.ターゲティングメール
ダイレクトメールを受け取ることを事前に許可した利用者に対し、その属性(例:年齢・職業・居住地など)で絞り込んで配信を行うEメールでのダイレクトメールです。
【例:OCNヘッドラインの
メルマガ広告】
オプトインメールとターゲティングメールは似ていますが、以下のような違いがあります。
オプトインメールは利用者が興味のある「ジャンル」に関連する広告のみを配信します。例えば、旅行に興味がある利用者に対し、旅行に全く関連のない広告は送られません。
ターゲティングメールは、利用者属性に基づいた広告を配信します。属性(例:「首都圏在住・30代男性・会社員」)をターゲットにした広告がジャンルを問わず送られます
なお、メール広告を行う際には、受信する利用者から事前に「メールを受け取ってもよい」という許可を得ていることが必要です。

オプトインメール・ターゲティングメールサービスを扱っている会社はすでに事前許可を得ていますが、万が一、自分の手持ちの顧客候補リストなどに対し、独自に広告メールを送ろうとするようなときには、それが利用者から事前の許可のないスパムメール(迷惑メール)となってしまわないか、気をつけてください。

※メール配信の事前許可を得ていない場合、平成14年に制定された「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」により、メールの表題に「未承諾広告※」 を入れること、通信文本文の前に送信者の氏名を入れるなどの義務があり、それらに違反すると、行政処分を受けることになります。

※特定電子メールの送信の適正化等に関する法律についての詳細はこちら
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html

メリット/デメリット

メリット
[メルマガ広告]
短期間に大人数に対して広告を打つことが可能です。
バナー広告と比較して、リーズナブルな金額で出稿できます。
同じメルマガに定期的に繰り返し出稿することで、対象読者に対して認知度をアップしていくことができます。
[オプトインメール・ターゲティングメール]
ジャンル・属性を必要なだけ絞り込んで広告を打つことが可能で、数万円から出稿できます
多くの場合、テキストメールとHTMLメール(一般のWebページと同様、画像などを用いた表現力のあるメール)の両方のメニューが用意されています。
広告をクリックすることで、プレゼントやポイントなどのインセンティブが提供される広告では、高いクリック率が見込めます
デメリット
[共通]
即時掲載ではなく、掲載日時が前もってスケジューリングされることになります(5〜10営業日前が入稿締切日とされていることが多いです)。
メールという媒体の特性上、一旦配信された後の撤回はできません。
メールは、利用者が積極的に情報を探すためのメディアではなく、利用者の元に送信されるものであるため、中には、受け取ったメールをそもそも開封しない、あるいは精読しない利用者が存在する可能性があります。また、昨今のスパムメール(迷惑メール)の増加により、大量のメールの中に埋もれてしまう危険性もあります。
[メルマガ広告]
メールマガジンの性質にもよりますが、1度だけ広告を出しただけでは、クリック率はあまり高くないことが多いようです。
[オプトインメール・ターゲティングメール]
インセンティブ目当てでメールを受信したり、広告をクリックする利用者が存在する可能性があります。
評価バランス
[メルマガ広告]
大人数への告知
3
即時性
1
表現力
2
価格
3
広告対象選定
3
管理のしやすさ
1
(最小値=1 最大値=5)
[オプトインメール・ターゲティングメール]
大人数への告知
2
即時性
1
表現力
5
価格
4
広告対象選定
5
管理のしやすさ
1
(最小値=1 最大値=5)
※評価は当サイトによる目安であり、絶対的な評価を保障するものではございません

シュミレーション

ステップ1
広告の目的から、予算、ターゲット、出稿先、出稿時期を考え、出稿ガイドの内容を確認します。

[参考]主なメルマガ発行サイト
melma! http://www.melma.com/
まぐまぐ! http://www.mag2.com/

・発行部数の多いメルマガでは出稿料金も高額になります。
(参考:10万単位の配信で10万円以上)。発行部数が少数でも、自分のサイトとターゲットが似通っている出稿先を選ぶ方が費用対効果を期待できます。

・自分でメールマガジンを発行している場合は、「メルマガ相互紹介」で他のメールマガジンと、お互いのメルマガを紹介しあうことや「相互広告」でお互いの広告を交換することも検討しましょう。相互紹介や相互広告は無料の場合がほとんどで、ジャンルやターゲットが似ているメールマガジンの間では、効果的な手法と言えます。

・オプトインメール・ターゲティングメールに出稿する場合は、広告代理店経由で依頼するケースが多いようです。広告掲載基準、広告仕様、掲載料金以外に、メールが送られるターゲット情報も確認します。

※ターゲットの属性分類は各社で異なります。性別・年齢・未既婚・居住地方・業種・職種・趣味嗜好などが用いられています。
ステップ2
メールマガジン発行者あるいは広告代理店にメール広告掲載の問い合わせ・申し込みをします。
ステップ3
広告文章(HTMLメールの場合は画像・レイアウトも)を作成、入稿します。
(必要ならば)リンク先のページも作成します。

広告仕様に沿って作成します。作成については、自分でコピーライター・デザイナーを手配することもできますし、広告代理店を経由するなら、代理店に作成依頼ができることもあります。
ステップ4
「メール広告内のどの部分からどれだけクリックされたか」というデータを取得する機能は一般に「クリックカウント」と呼ばれていますが、この扱いについては、各メール広告で違いがあります。申し込み時に確認しておきましょう。
1.
クリックカウントの有無
クリックカウントがとれないメール広告ととれるメール広告があります
2.
設定料金設定
無料の場合と別途料金が必要な場合(例:広告費にプラスして数万円要)
3.
設定数の上限設定
クリックカウントが可能な箇所の上限がない場合と、「〜箇所まで」と定められている場合とがあります
本日のまとめ
メール広告には、メールマガジン中にテキスト広告を載せるメールマガジン広告(メルマガ広告)とメール送信ターゲットを絞り込めるオプトインメール(ジャンル限定送信)・ターゲティングメール(属性限定送信)とがある。
メルマガ広告のメリットは、リーズナブルな金額で短期間に大人数に対して広告を打てること、同じメルマガに出稿を定期的に行うことで認知度がアップできることである
オプトインメール・ターゲティングメールのメリットは、絞り込んだ対象にのみ送信ができること、テキストメール・HTMLメールから選択できること、プレゼント・ポイントなどで高いクリック率を得ることが可能なことである。
メール広告に共通するデメリットは、即時掲載ではなく、出稿締切日が設定されていること、一旦配信された後の撤回はできないこと、必ずしも受信者すべてにメールが開封され、読まれるとは限らないことである。
メルマガ広告のデメリットは、1度の掲載のみでは高いクリック率が見込めないことである。
オプトインメール・ターゲティングメールのデメリットは、インセンティブ目当てでメールを受信したり、広告をクリックする利用者が存在する可能性があることである

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ここまできている!SEOの現在
佐藤直美(さとう なおみ)
・株式会社ファンサイド Webユーザビリティスペシャリスト
・大阪大学文学部美学科卒業

Webエディター/ディレクター、MSNサーチエディトリアルマネージャなどを経て、現在、SEM専業会社にてWebサイトのユーザビリティテスト企画・実施に携わる。
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