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どれが正解!?ネット広告活用法 第3回 バナー広告はこう活用する!
2005年02月21日

バナー広告って何?

ホームページの上部などに置かれている画像広告がバナー広告です。ネットサーフィンをしていて一番眼にする確率が高い広告ではないでしょうか。バナー広告をクリックすると、クリック数がカウントされ、広告主のサイトへジャンプします。

バナー(banner)とは、英語で「旗」や「横断幕」という意味であり、そもそもは横断幕のような横長のサイズのものでした。

最近では、さまざまなサイズ(小さいサイズ・正方形・縦長など)や動きのあるもの(アニメーションGIF)、マウスを広告の上に置くと広がるエキスパンドタイプなどもあります。
【例:OCNトップページのバナー広告】
【例:Biz-ITトップページのバナー広告】
バナー広告の主な特徴は以下の通りです。
1.
画像を使用するため、表現力・訴求力のある広告を作成することができます。
2.
多くのWebサイトが広告メニューのひとつとしてバナー広告を用意しています。
3.
一般的には「インプレッション」と言われる単位で金額が決められています。
インプレッション保証とインプレッション想定の場合があります。

[インプレッションとは?]
1人の利用者に対して、バナー広告を1回表示すると、1インプレッションとカウントされます。

・インプレッション保証
-> 契約時に定めたインプレッション数を保証、その数に到達するまで広告を表示する

・インプレッション想定(掲載期間保証)
-> 広告を表示する掲載期間を保証し、期間中のインプレッションはこれまでの実績による想定値となる
4.
大手Webサイトの場合、直接そのサイトに広告出稿を申し込むのではなく、インターネット広告を扱う広告代理店を通すことが多いようです。

メリット/デメリット

メリット
短期間に大人数に対して広告を打つことが可能です。
商品名・ブランド名告知、期間限定イベント(懸賞・キャンペーン)など、広い用途で活用できます。
多くのWebサイトで取り扱いがあるため、「とにかく大人数に知らせたい」、あるいは「特定ジャンルの専門サイトを利用している人に知らせたい」など、ニーズに応じて掲載サイトを選択することができます。
デメリット
広告費用が高額になりがちです。特に大手ポータルサイトでは、アクセスする人数が多いため、インプレッションも非常に多くなり、その分費用も高額となります。
インプレッションによって金額が決まるため、「広告の表示回数は多かったのに、クリックされる率が低かった」というようなことが起こる可能性があります。
即時掲載ではなく、掲載日時が前もってスケジューリングされることになります。
掲載後の変更については回数が制限されているか、変更タイミングが決められているか(平日、週一回など)、あるいはできないことが多いようです。
評価バランス
大人数への告知
5
即時性
1
表現力
5
価格
1
広告対象選定
3
管理のしやすさ
1
(最小値=1 最大値=5)
※評価は当サイトによる目安であり、絶対的な評価を保障するものではございません

シュミレーション

「オリジナル名刺のデザインを行うオンラインショップ」をバナー広告を用いてプロモーションするケースを例として考えます。
ステップ1
広告の目的から、予算、ターゲット、出稿サイト、出稿時期を考えます。

今回は、新規オープンにあたり、サイトの認知度アップを目的にしてバナー広告を利用することにします。

内容としては、オープン記念キャンペーンを大きく打ち出します。予算は数十万円。ここでは、OCNのトップページバナーを検討することにします。
ステップ2
広告出稿ガイドがサイトに用意されているかどうかをチェックします。

広告出稿を募集しているサイトでは、広告出稿についての説明ページを設けていることがほとんどです。OCNの場合は、トップページの最下部に「広告出稿について」というリンクがあるので、そこをクリックします。
ステップ3
広告出稿ガイドの内容を確認します。媒体特性や広告掲載基準、広告仕様、掲載料金などを確認します。

[媒体特性で確認すること]
・そのサイトはどういう属性(年齢・職業・性別・年収・インターネット歴など)の利用者が多いサイトか?
・自分のオンラインショップのターゲットとそのサイトの利用者属性はマッチしているか?
・そのサイトにはどのくらいアクセスがあるか?
・そのサイトの主な人気コンテンツはどんなものか?自分のオンラインショップとイメージが食い違っていないか?

[広告掲載基準で確認すること]
・サイトポリシーにより、バナー広告出稿が制限されているサービス・商品があります。自分のサイトがそれにあたらないかどうかを事前に確認します。

※出稿を検討しているが、自分のサイトが掲載基準に沿っているかどうかが不明なときには、問い合わせしてみましょう。

[広告仕様・掲載料金で確認すること]
・掲載場所
・インプレッション保証か掲載期間保証か
・サイズ、ファイル形式、容量など画像作成に必要な情報
・原稿差し替えの頻度
・入稿締切日
・掲載開始日の制限(自由か、平日のみか、決まった日のみか、など)
・掲載料金総額、1インプレッションあたりの金額
ステップ4
バナー広告掲載の問い合わせ・申し込みをします。

掲載したい時期に広告枠がすでに埋まっていることがありますので、事前に確認します。OCNの場合はお問い合わせフォームから問い合わせます。

※サイトによっては、自サイトからの直接の申し込みを受け付けず、広告代理店からの申し込みが必要になることがあります。
ステップ5
バナー広告の画像を作成、入稿します。
(必要ならば)リンク先のページも作成します。

広告仕様に沿って、バナー画像を作成します。バナー画像の作成については、自分でデザイナーを手配することもできますし、広告代理店を経由する場合は、代理店に作成依頼ができることもあります。

[バナー広告完成後チェックすること]
・広告仕様に沿ったものであるか
・背景なしの状態ではなく、実際にサイト上に置いてみたイメージで確認する(Webページの他の要素とのバランスで印象は変わってくる)
・画像中の数字・文字などの間違いがないか
・バナー広告のイメージとリンク先ページのイメージがあまりにかけ離れすぎていないか

バナー広告からリンクするページの新規作成が必要な場合、バナー掲載より前にそちらが完成できるように、手配します。

ここでは、STEP1でオリジナル名刺オープン記念キャンペーンのための広告出稿と決めたのですから、キャンペーンページの新規作成が必要となります。
ステップ6
掲載終了後、広告結果レポートを確認します。

掲載終了後、出稿した広告の成果についてレポートが出ます。
実際のインプレッションやクリック数などの数字を確認します。

また、自分のサイトのアクセスログからも、どれだけの数が購入につながったかという費用対効果について確認し、今後の広告戦略に生かしていきます。
本日のまとめ
バナー広告は、インターネット広告の中で最も一般的であり、さまざまなサイトで見ることのできる画像広告である。
バナー広告のメリットは、表現力ある画像を用い、短期間に大人数に対して印象深い広告が打てることである。また、採用しているサイトが多いため、用途に応じて出稿先を選べこともメリットである。
バナー広告のデメリットは、大人数対象ということで、広告費用が高くなってしまうこと、インプレッションや期間は保証しても、クリック率については保証していないサイトが多いこと、掲載後の柔軟な変更・修正が行いにくいことである。

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ここまできている!SEOの現在
佐藤直美(さとう なおみ)
・株式会社ファンサイド Webユーザビリティスペシャリスト
・大阪大学文学部美学科卒業

Webエディター/ディレクター、MSNサーチエディトリアルマネージャなどを経て、現在、SEM専業会社にてWebサイトのユーザビリティテスト企画・実施に携わる。
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