
さて、この講座も今回が最終回。前回までの講座を読んで、実際にホームページをオープンした方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はホームページの利用者が自由に書き込める「フォームメール」や「掲示板」についてお話します。
フォームメールとは、ホームページの書き込み欄に入力されたコメントなどを、そのページの管理者へ送信する仕組みです。
たとえば、ホームページを見ていると、よく「アンケートにお答えください」という欄があると思います。通常は、決められたフォームが用意されていて、それに回答するような形式になっていますね。こういったアンケートがフォームメールの一例です。フォームメールは書く側からすると、書くべき項目がすでに決まっていたり、入力の手間を省くために選択肢を設けてあったりと、記入がラクになっているのが特徴のひとつです。一方、メールを受信する側からすると、読みやすい定型のメールを受け取れるなどのメリットがあります。
また掲示板は、利用者が書き込んだコメントなどをページの内容として表示する機能で、利用者とのコミュニケーションになくてはならないものです。
これらのフォームメールや掲示板の設置には、通常のページとは異なり、CGIというプログラムが必要となります。このプログラムは、実は比較的習得しやすい部類のものではあるのですが、 それでも初めての方が理解するのは容易なことではありません。

でも、ご安心ください。多くのプロバイダでは、フォームメールをあらかじめ用意してあります。ホームページを作る際に、ページ内に指定のHTMLを貼り付けるだけでフォームメールが設置できるようになっているというわけです。また、掲示板については、インターネット上に無償またはわずかな費用で掲示板のシステムを利用できるサービスが多数あり、初心者でも気軽に使うことができます。以下に、それらのサービスを紹介します。
| <OCN> |
| 無料ホームページ開設サービス「Page ON」、ホスティングサービス「マイホスティング」「メール&ウェブ」などで、フォームメールのCGIが用意されています。 |
 |
| <teacup> |
| ページ内に広告を挿入することで無料掲示板を実現。カンタンな登録作業で、パソコンやケータイで利用可能な掲示板を設置できます。掲示板のタイトルや壁紙は、オリジナル画像の利用も可能。なお、広告の入らない有料掲示板もあります。 |
 |
| <EZBBS> |
| 書き込みに対してのコメント機能付き、画像アップロード機能付きなど、好みに応じて掲示板のタイプを選択可能なサービスを提供。商用利用はオプション申込みが必要ですが、広告が非表示となるだけでなく、投稿ログの保存件数などの機能もアップします。 |
 |

「タダで使いたいけれど、広告が表示される掲示板はちょっと……」という人は、無料で公開されているCGIのプログラムを使い、自分のホームページに掲示板を設置するという方法もあります。無料掲示板に比べてぐんと難易度は高くなりますが、かなり高機能のものも用意されていますので、ウデに自信のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。無料のCGIプログラムは、以下のホームページなどで配布されています。
| <CGIレスキュー> |
| 各種掲示板のほか、データベースプログラム、買い物プログラムなどを公開しています(一部有料)。CGIの仕組みについても詳しく解説されています。 |
 |
| <KENT-WEB> |
| タイプの違う掲示板プログラムを多数ラインナップされています。サンプルで掲示板の体裁を確認できるほか、掲示板ごとの機能の違いも表にまとめられているなど、わかりやすさが特徴です。 |
 |
なお、これらのCGIを利用する際には、自分のホームページがあるサーバで「自作CGI」の使用が許可されていなければなりません。ほとんどのプロバイダやサーバ管理会社では、ホームページ上のFAQ(よく寄せられる質問)のコーナーに、自作CGI利用の可否が明記されていると思いますので、ご確認ください。
駆け足ですが、6回にわたって、ホームページの制作に役に立ついろいろな情報を紹介してきました。中には高度なこともあったかもしれませんが、大切なことは「始めること」です。ぜひホームページを作り、新しい楽しみを見つけてください。
|