
ホームページは文字だけでも構成できます。でも、風景や商品などの具体的なイメージを伝えたいとき、写真はなくてはならない存在です。また、タイトルやリンクボタンに画像を使えば、よりビジュアル的で“見ていて楽しい”ホームページになります。そこで3回目となる今回は、写真や画像を使ったホームページ作りに不可欠な「画像処理ソフト」についてお話します。
画像処理ソフトのもっとも一般的な使い方は、写真のサイズ変更です。デジカメで撮った写真をホームページで使う場合、そのままでは大きすぎてブラウザのウィンドウからハミ出してしまいます。ホームページ作成ソフトを使えば表示サイズを小さくすることも可能ですが、データサイズは大きいままで小さくならないので、表示に時間がかかるだけでなく、縮小された画像はややピンボケ気味になり、美しくありません。
しかし、画像処理ソフトを使えば、適切な大きさに変更してデータサイズを縮小できるうえ、「フィルタ(効果)」と呼ばれる特殊な機能でピントをシャープにできるので、仕上がりもキレイになるのです。
また、画像処理ソフトを使えば、暗すぎる写真を明るくしたり、カラーの写真をモノクロやセピア調にしたりすることも思いのまま。強調したい被写体を写真の中央にくるようにトリミングすることもできます。さらにテクニックが上達すれば、2枚以上の写真を合成して、あたかも1枚の写真のように見せることも可能です。 では、代表的な画像処理ソフトを紹介していきましょう。

| <PaintShopPro8> |
低価格ながら、多くの機能が盛り込まれた画像処理ソフトです。フィルタや調整項目は合計124種類と多岐にわたっていますが、そのイメージがアイコンでわかりやすく紹介されているため、初心者でもまごつくことはないでしょう。
また、これらの効果や調整項目をひと目で確認できる「効果ブラウザ」機能も搭載されています。写真の縁取りをアーティスティックに変換できる「ピクチャーフレーム機能」は、手軽にホームページに彩りを添えてくれます。 |
| <Photoshop Elements> |
プロ用の画像処理ソフトとしてスタンダードの地位を占めているPhotoshopの機能縮小版です。ただ、縮小された機能の多くは印刷用途の画像向けなので、ホームページ用の写真を処理する能力はPhotoshopに匹敵します。デジカメで撮影した画像を一覧表示する際に便利なファイルブラウザ、フィルタを一覧表示できるフィルタブラウザなど、使いやすい機能を数多く搭載。
また「Webフォトギャラリー」を使えば、手軽にアルバム形式のホームページが作成できます。なお、Photoshop Elementsは単体でも購入可能ですが、中〜上級デジカメやスキャナにバンドル(付属ソフトとして添付)されていることがあります。 |
| <Paintgraphic> |
アマチュアユーザーを対象にした画像処理ソフトです。アマチュア向けながら機能は充実していて、画像の合成に役立つレイヤー機能(複数の画像を重ね合わせ、それぞれを自由に加工できる機能)や多彩なフィルタを搭載しています。そして、最大のセールスポイントがわずか2,000円程度という定価です。ただし、初心者にはカラーのガイドブック「ペイントグラフィックマスターブック」が同梱されたパッケージ(約1,000円高)がおすすめです。 |

画像処理ソフトの使い道は、他にもあります。色々なホームページをネットサーフィンしていると、格好いい3Dのロゴやリンクボタンを多数目にすることでしょう。実はこれらのロゴやボタンも、画像処理ソフトの「フィルタ」を使って作られたものがほとんどです。画像処理ソフトの使い方に慣れれば、オリジナルのロゴやボタンで自分のホームページを彩ることも、決して難しいことではありません。
ただ、細々としたボタン類まで自分ですべて制作するのは、結構手間がかかります。次回はそうした手間を省いてくれる「素材サイト」について、紹介しましょう。
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