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こうして増やす ホームページのアクセス数
第3回 効果のある検索エンジンの利用法
2003年11月25日
問 検索エンジンにはどうやって登録する?

 「アクセス数を増やすなら、まず検索エンジンに登録しなくてはダメ」と知人に言われました。自分でも検索に使用したことはあるのですが、登録することもできるのですか?具体的にはどのようにしたらよいのでしょうか?

答

検索エンジンは集客に役に立つ?

 最近は興味のあるページをブックマークするのではなく、必要な情報に応じて検索エンジンを使いページを探すという人も増えています。検索エンジンとは、それほど便利なものなのです。従って検索エンジンで自分の会社やお店の名前を見つけてもらわないことには、アクセス数のアップは望めません。
 今回は、その検索エンジンへの登録方法をお話します。まずは検索エンジンの基本的な説明をしておきましょう。

2種類ある検索エンジン

 検索エンジンには「ロボット型」と「ディレクトリ型」の2種類があります。例えば“ボジョレ・ヌーボー”について情報が欲しい場合、この2種類を使った探し方にどのような違いがあるのか見てみましょう。
 「ロボット型」の場合、直接“ボジョレー・ヌーボー”というキーワードを打ち込んで検索をかけるだけで、その言葉を含む非常にたくさんのホームページを見つけ出してくれます。
 探し方としてはキーワードを入れるだけで簡単ですが、たまたま“ボジョレー・ヌーボー”という単語が入っているだけのページ(例えば「昨日ボジョレー・ヌーボーを飲んだ…」という記述のある個人の日記など)も見つけ出して表示してしまうため、適切なキーワードを入力しないと得られる情報が多すぎるということも起こります。
※「ロボット型」の代表的なものには「goo」や「Google」などがあります。
 一方「ディレクトリ型」で“ボジョレー・ヌーボー”を探す場合は、検索エンジンのホームページにある色々な情報の分野ごとの区分け(以下「カテゴリ」と言います)をたどって探していきます。
 具体的には「ドリンク」→「アルコール」→「洋酒」→「ワイン」などのように、大きなカテゴリから小さなカテゴリへとたどっていき、最終的に“ボジョレー・ヌーボー”について書かれたホームページを見つけ出せるのです。
 この方法の場合、見つかったホームページと自分が探していたものに大きなズレはありませんが、適切なカテゴリが見当たらないと目的のページを探すのが少々困難です。
※「ディレクトリ型」の代表的なものには「Yahoo!」などがあります。
 それぞれ一長一短はありますが、最近では自分のわかるキーワードで情報を探すことができるロボット型をメインに利用している人が多いようです。

どうやって登録するか

 検索エンジンへの登録は、まずインターネットで「検索エンジン」の会社を見つけ出し、各社のホームページから1社ごと個別に登録作業を行わなければなりません。以下、ロボット型検索エンジンの「goo」と、ディレクトリ型検索エンジンの「Yahoo!」を例に実際の登録作業を説明しましょう。

【goo】

gooのトップページ(http://www.goo.ne.jp/)へ
→ 一番下の方にある「URL登録サービス」をクリック
→ 以下、指示に従って登録したいURLなどの情報を記入
→ 終了

【Yahoo!】

Yahoo!のトップページ(http://www.yahoo.co.jp/)へ
→ 「Yahoo!カテゴリ」の表示の右端にある「サイトの推薦」をクリック
→ 以下、指示に従ってURLやコメントを記入していく
→ 終了

 その他の検索エンジンに登録する際も、「サイトの推薦」が「サイトの登録」という用語になっているなど若干の違いはあるものの、登録の流れはほぼ同様です。

登録の際に注意すること

 ロボット型の検索エンジンの場合は、公開されているホームページを自動巡回するプログラム(これがいわゆるロボットのことで、「スパイダー」や「クローラー」などの名前がついています)が、インターネット上にあるホームページのデータを自動収集しデータベース化していくので、登録時に特に気をつけることはありません(本当はホームページの作成時に注意するべきことがありますが、それについては稿を改めます)。
 一方ディレクトリ型の検索エンジンの場合は、初めにどのカテゴリに登録するかを決めることが重要なポイントになります。カテゴリの分類は、実際の店舗に例えると「出店する場所」を決めることと同じです。出店する場所をどのカテゴリにするかは、ホームページの開設目的を考慮して選択してください。
 また、Yahoo!などでは「検索結果」に表示される紹介文を、40字・80字・150字など3通り用意しなければなりません。しかも、この紹介文の書き方でアクセス数に大きな差が出てくるのですから、侮れません。
 紹介文の中には、一般ユーザーが検索する際に必要なキーワードを盛り込むことが必須です。字数が限定されているので、ワンセンテンスで強調したいキーワードを盛り込むこともポイントです。見せたいのは社名なのか商品名なのか、プライオリティをはっきりさせてください。
 例えばインターネット上で水を販売したい場合は、「天然水」「ミネラル」「即日発送」など商品の特徴やメリットなど、知ってもらいたいキーワードをあらかじめ決めておき、それらのキーワードを盛り込んだ紹介文を書くとよいでしょう。
 大切なのは、あくまでも「買い手の立場」「見る側の視点」に立ったキーワードを考えることです。ダイレクトメールを例にとっても、封書の表に「開けてみようかな」と思わせるキャッチコピーが書かれてあります。ホームページも理屈は同じ、見た人が「これだ!」と感じるようなキーワードが重要なのです。
 他にも注意しなければいけないのは、検索エンジンに登録してから反映されるまでの時間がかかるということです。ロボット型は登録してから平均1ヵ月程度、ディレクトリ型は登録して即時反映されるものから数日かかるものまで様々です。
 今日登録したら明日には検索エンジンでお客さまが見つけてくれて、アクセス数がどんどんアップする…などのように短期で突然効果が出てくるものではありませんが、長期的には欠かすことのできないツールであることは間違いありません。

登録代行業者の利用

 これら検索エンジンへの登録作業は、一件一件自分の手で行っていくものですが、一括登録ができるソフトもあります。ただし、それぞれの検索エンジンによって登録できるタイトルや件名の文字数などが違うので、きちんと登録されないケースも多くあるようです。
 また時間があまりない場合は、登録を代行してくれる「登録代行業者」に依頼する方法もあります。代行業者では最適と思われる紹介文やキーワードを作成し、検索エンジンの結果表示で上位にくる方法などのアドバイスもしてくれます。料金体系は様々ですが、数十社登録して2万円〜3万円くらいが相場のようです。業者によってサービスも違うので、じっくりと比較検討する必要があります。
 ところで、「登録の際に注意すること」の項目で「ロボット型エンジンへの登録を考える時には、ホームページの作成時に注意が必要」である旨を書きました。実は「検索エンジンの結果表示で上位にくる方法」は、ホームページの作成時にポイントがあるのです。これについては次回お話することとしましょう。
 まずは自分のお店や会社のホームページを検索エンジンに登録し、興味のある色々な情報を探して検索エンジンの使い方に慣れてください。

検索エンジンはジワジワと効果が現われるもの。キーワードや紹介文はしっかり考えて登録しよう!
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二条 彪 (にじょう たけし)
・起業・経営者支援NPO法人 Jungle 代表理事
・中小企業診断士、産業カウンセラー

・主な実績
16年にわたる婦人服専門店チェーンの経営およびアパレルメーカーの起業経験をベースに、小売流通業・製造業全般にわたる幅広いコンサルティング活動・執筆活動を展開中。主な著書に『社長の勘違い25の落とし穴』(論創社)、『二代目経営の掟』(ダイヤモンド社)など。

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