
よく「EC(電子商取引。以下、同じ。)は不安だ・・・」という声を耳にする。少し古いデータで恐縮だが、
総務省が平成14年(2002年)2月に電気通信サービスモニターへアンケート調査を実施している。
その調査によるとECのインターネット上で利用した電子商取引の安心感は、「・安心できた 81.1%・安心できなかった 18.9%(回答者数:359)」
と報告している。しかし、インターネット上で商品の購入等の電子商取引の利用状況をみると、「利用したことが『ある』と回答した人が46.7%、
『ない』と回答した人 が53.3%」と約半々となっている。そして更に電子商取引を利用したことがない理由をみると、
「商品が届かないといったトラブルに遭いそうで不安だから」と回答した人が65.6%、「商品を実際に見ることができないから」が62.4%、
「自分の個人情報に不安を覚えるから」が54.3%となっているということであった。
ECには送料がかかる、商品受領までに日数がかかる、包装や熨斗(のし)の様子が確認できない、既存のポイントカードなどはシステム上の都合から
サイトでは利用できない、などの理由からECを利用したくないというのならよくわかる。
しかし、「トラブルに遭いそう」、「商品を実際に見ることができない」、「個人情報に不安」などの理由はTV・ラジオショッピング、紙カタログなどでも
条件は同じだ。端的にいえばECは「通販」のひとつに過ぎない。しかもこの調査でもわかるようにECを利用してみれば「81.1%」の顧客が「安心できた」
にもかかわらずである。では何が不安なのだろうか?
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