現在は本社と各支店、工場の間の通信手段として電話のほかにもFAXとメールを使っているそうです。本社内においてはLANが敷かれ、情報共有も進んでいるのですが、支店や工場からは本社の情報にアクセスできません。
このため、営業データなどはFAXやメールで送受信しています。しかし、「工場にFAXが送れない」ということが何度もありました。工場のFAXの調子があまりよくなかったために起こったことなのですが、送れたかどうかの確認の電話が必要になるなど、信頼性が高くありませんでした。
また、通信回線が128kbpsということもあり、データの大きいファイルの送信などには時間がかかってしまっています。年配の社員の多くは「メールを打つよりも早い」ということで、電話の使用が多く、通信費用がかさんでしまっています。
このように拠点が離れてしまうと通信の問題が必ず出てきます。本社内においては情報共有が進んでいるといっても、各支社や工場からアクセスできないとなると、情報共有のメリットも半減してしまいます。例えば、売り上げデータをFAXで送受信した場合、FAXに書かれているデータを再度打ち込むという作業がどうしても必要となり、会社全体で見ると二度手間になってしまいます。これは「見えないコスト」で削減できるはずです。
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