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あなたのIT化にすぐ役立つ ITパワーMAGAZINE AUG.2007 VOL.18
今月のテーマ 業務効率化 -実践編-
その悩みをITで解決 実践IT講座
買って試した! やじうま買い物日記
知っていると差がつく オフィスの技
 
通信するなら専用線、でもコストかかるし… 低コストで実現。VPN導入で出来る業務革命!
今月のお悩み
弊社は東京に本社があり、大阪支店・九州支店と新潟工場があります。なにかと急ぎの伝票類をFAXでやりとりするのですが、結局それらを入力し直さないと情報共有できない上に、通信コストがかさんでいるのが現状です。離れた場所でも、まるで社内のように通信できるネットワークがあると聞いたのですが・・・・
(米菓製造販売A社・I氏)
この号で学ぶ事
Chapter 1 通信コストの要因 通信手段によって発生するムダ
Chapter 2 VPNとは メリット満載、仮想専用線
Chapter 3 VPNの拡張性 IP電話や映像モニタリング
Chapter 1 VPN導入以前の現状把握・分析
KEYWORDS
VPN、IP電話、専用線、トンネリング技術 ITキーワードチェック
わかるなぁ〜。支社の人とプレゼンの打ち合わせしてると、資料を修正するたびに重〜いファイルをメールで送ったり送られたり。つかれるっすよね。
メールの待ち時間、ずっと楽しそうに電話で雑談してるように見えたけど……。それはともかく、拠点間の円滑な情報共有は、大きな課題ね。いい解決策はないものかしら?
通信手段の多様化でかさむコスト
 現在は本社と各支店、工場の間の通信手段として電話のほかにもFAXとメールを使っているそうです。本社内においてはLANが敷かれ、情報共有も進んでいるのですが、支店や工場からは本社の情報にアクセスできません。

 このため、営業データなどはFAXやメールで送受信しています。しかし、「工場にFAXが送れない」ということが何度もありました。工場のFAXの調子があまりよくなかったために起こったことなのですが、送れたかどうかの確認の電話が必要になるなど、信頼性が高くありませんでした。

 また、通信回線が128kbpsということもあり、データの大きいファイルの送信などには時間がかかってしまっています。年配の社員の多くは「メールを打つよりも早い」ということで、電話の使用が多く、通信費用がかさんでしまっています。

 このように拠点が離れてしまうと通信の問題が必ず出てきます。本社内においては情報共有が進んでいるといっても、各支社や工場からアクセスできないとなると、情報共有のメリットも半減してしまいます。例えば、売り上げデータをFAXで送受信した場合、FAXに書かれているデータを再度打ち込むという作業がどうしても必要となり、会社全体で見ると二度手間になってしまいます。これは「見えないコスト」で削減できるはずです。
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複数店舗の小売店を営むあなた。各店舗との連絡にはFAXと電話を使っているのですが、取扱商品の少量多品目化にともなって、作業は繁雑になる一方です。発注書の束に埋もれながら頭を抱える毎日ですが……。
ア: ヤメヤメ! もっとラクに管理できる品揃えにしよう。
イ: きめ細かい商品管理は時代の要請。このくらいガマンガマン。
ウ: 費用を抑えつつ、各店舗との連絡をより密にする。そんな魔法のような話はないものか……。
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電話もメールもFAXも…、多くの通信手段が発達した事で、かえって要領よく利用しないと無駄が増えるんだな。
四ッ柳 茂樹/株式会社OCL取締役社長 株式会社プロモ・ラボ 代表取締役
中小企業診断士/ITコーディネータ
起業・Webシステム開発に関わるコンサルティング、特に教育システム分野を得意としている。