こうした事態を防ぐために、多くのセキュリティ関連の本などではスクリーンセーバーにパスワードを設定するようにしたり、USBタイプのセキュリティキーを差さないとパソコンにアクセスできないようにする対策を推奨している。が、実際にこれらの対策をやったことのある人は分かると思うが、はっきりいって使い勝手が悪い。たとえばスクリーンセーバーの場合は、自分が机の前にいるときでもスクリーンセーバーが起動してしまいパスワードを入力させられることがあるし、USBセキュリティキーはチョットした席外しのときはキーを抜くこと自体が億劫で実際には使われない場合が多い。
今回紹介する「Wireless PC Lock TIMER CONTROL MODEL」は、USBキーのキー部分をワイヤレス化して、上記のような手間を省いて使い勝手を高めたセキュリティグッズ。
製品にはパソコン側に取り付けるUSBレシーバとパソコンの利用者が持ち歩ける小型のトランスミッターがセットになっている。本製品の機能はとてもシンプル。トランスミッターがパソコンから2m以上離れて、信号が受信できなくなるとWindows画面にロックがかかる。再度、電波を受信できる距離になると自動的に画面のロックは解除される。

普段持ち歩くことになるトランスミッターは500円玉より二回り大きいくらいのサイズ。キーホルダーとして使えるようになっているので、持ち歩くのは苦にならない。キータイプのセキュリティグッズではキーを忘れたりなくしたりした場合の対応が問題になるが、この製品では、画面のロックはパスワードの入力で解除できるようになっている。このため万が一、キーとなるトランスミッターを忘れた場合でも、パソコンが使えず仕事ができなくなると言ったトラブルは起きにくい。
このほかの機能として、タイマーのように時間を指定してロックを掛ける機能も付いている。トランスミッター上部のボタンを1回押すと1分、続けてもう一度押すと30分と言うようにロックをかける時間が指定できる。店頭でプレゼンするときのような特定の時間だけ他人にパソコンを使わせたい、という場合には使えるかもしれない。
このようにUSBキーと同等のセキュリティ機能を持ちながら、USBキーを使った製品のようにいちいちパソコンに差し込む必要もなく、スクリーンセーバーを使ったセキュリティのようにムダにパスワードを打ち込む必要もない。横着な人でも意識せずにパソコンのセキュリティ対策ができるスグレモノと言える。
で、今回のやじうま的「使える度」は4ポイント。なぜ1ポイントマイナスしているかと言うと、実はこの製品、モニタを二つ使うデュアルディスプレイの場合、一画面(プライマリ側)分にしかロックができず、もう一画面は自由に使えてしまう。最近はデュアルディスプレイユーザーも増えているのでちょこっとだけマイナスさせてもらいました。
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- 製品一式。USBレシーバとトランスミッター、レシーバ延長用のUSBケーブルが付属する
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- 画面にロックがかかった状態。トランスミッターが手元にない場合はパスワード入力で解除可能
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- タスクバーの画面。トランスミッターがある時はこのアイコン
↓ トランスミッターがパソコンから離れるとこのアイコンに
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- オプション画面でロックのタイミングやパスワードの解除方法の詳細を設定できる
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