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あなたのIT化にすぐ役立つ ITパワーMAGAZINE JUL.2007 VOL.17
今月のテーマ セキュリティ強化 -導入編-
その悩みをITで解決 実践IT講座
買って試した! やじうま買い物日記
知っていると差がつく オフィスの技
 
そのウッカリが命取り!データを安全に運ぶ・保管する
今月のお悩み
USBメモリはデータの持ち運びにすごく便利で愛用しています。でも最近、知人がUSBメモリをなくしたと聞いて心配です。私はもっぱら新製品の企画案を持ち歩く事が多いのですが、発表前にデータが流出したら会社へのダメージは大きいです。安全なデータの運び方ってありますか?
(食品会社営業 Cさん)
この号で学ぶ事
Chapter 1 便利なUSBメモリ メリットとデメリット
Chapter 2 大容量ファイルを守る ネットワークサービスのいろいろ
Chapter 3 一歩進んだ活用術 大容量を活かしたメリット
Chapter 1 USBメモリのメリット・デメリット
KEYWORDS
オンラインストレージ、ファイルサーバ、バックアップ、セキュリティ ITキーワードチェック
USBメモリって好きだなぁ。ほら、僕なんかネックレスにして持ち歩いてるんですよ。大切なデータはいつも胸に……ってね。
最近はおしゃれなデザインの製品もあってステキよね。でも、忘れっぽいんだから、扱いには気をつけてね。手軽さの反面、こわーい落とし穴もあるんだから。
USBメモリの落とし穴
 USBメモリはPCのUSBコネクタに接続するタイプの外部記憶媒体です。人差し指程度の大きさなのに、メモリの容量は16GBというものもあります。価格もどんどん安くなってきていて、512MB であれば1,000円台、2GBで数千円、16GBであっても3万円程度で買うことができるようになっています。

 自分が作ったデータを他の人に渡したい時などにも、USBメモリを介してやり取りをすることができます。

 メールで送るべきデータが大きすぎて、添付できない場合など、USBメモリにファイルを入れてそれを送ることが可能です。

 その反面、小さいのでなくしてしまうという話をよく聞きます。持ち運びの際の破損の可能性もありますが、いずれにしろ情報流出につながる恐れがあり、企業の命取りになります。どのような規模の企業であっても情報管理は気をつけなければなりません。

 また、持ち運び時の破損・紛失のほかにも、他人にデータを見られてしまう危険性があります。ファイルにパスワードをかけておけば、簡単に開かれることはないかもしれませんが、強固な暗号化を行わなければ、時間を掛けて開くことは可能です。USBメモリにデータを入れ、それを渡すといった場合には、必要のないファイルが入っていないか、充分注意する必要があります。

 このようにUSBメモリは情報共有や携帯には便利なのですが、情報のセキュリティといった点では弱さがあります。
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USBメモリの紛失事件が発生!さいわい社内で発見されて事なきを得ましたが、あらためて情報流出の危険性を感じてしまいました。管理者としては、今後USBメモリの扱いをどうしたものやら……?
ア: データ暗号化あれば憂いなし。さっそく社員に習慣づけないとな。
イ: 問題になるのは外部とのデータのやり取りだな。なにか代替案を考えようか。
ウ: くわばらくわばら、危ないものには使わないに限る。全面禁止を通達するべし。
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確かにいくら大切だからってUSBメモリを常に首に下げておくわけにもいかないしなぁ・・・
四ッ柳 茂樹/株式会社OCL取締役社長 中小企業診断士/ITコーディネータ
起業・Webシステム開発に関わるコンサルティング、特に教育システム分野を得意としている。