このページの本文へジャンプ

文字の大きさ

  ここから本文です

創刊1周年!セキュリティ強化に向けてこの1年を振り返る

大胆予想!?2007年話題になりそうなニュースは…
新人君:また、個人情報流出関連の話題だとブログやSNSの「炎上」事件も引き続き起きそうです。 僕もブログ書いているけどうっかり会社の事なんか書けないな〜アブナイアブナイ。
 個人情報関連で話題になったこととしてブログやSNS(→詳細)の「炎上」が上げられます。炎上とは、ブログやSNSに書き込んだ記事に対して、批判的なコメントが殺到することを言います。炎上をきっかけにブログを書いている人の個人情報が晒され、多くの無関係な人にプライベートなことまで知れわたってしまうこともあります。
 炎上はインターネット上のあらゆる場所で起きており、個人だけでなく企業の担当者や社長、さらに有名人まで、あらゆる人が巻き込まれる可能性を持っています。
 企業でブログやSNSを活用する例が増えてきていますが、運営には細心の注意が必要です。ブログを含む、インターネット上での「炎上」対策は、運営側が余計なことを書かないよう気を付けるしかありません。もし、炎上してしまった場合でも、逆上して記事やコメント欄でよけいなことを書き込まず、冷静に対応することです。この辺りは掲示板でのトラブル対策とあまり変わりません(→詳細)。
 また、今年に入ってからインターネット上のプライバシー侵害や名誉毀損、著作権侵害などについて、ISP(→詳細)や掲示板運営者などが発信者の身元情報を開示する基準や手順を示した「プロバイダ責任制限法 発信者情報開示関係ガイドライン(案)」をとりまとめました。これは、従来のプロバイダ責任制限法がISPや掲示板運営者にとっては運用が難しい面が多いこと、名誉毀損等の被害者にとっては「権利侵害」を証明するために警察に被害届を出さなければならないなど手続きが煩雑だったことから作られた法案です。
 このガイドライン案が通ると、ISPや掲示板運営者の判断で個人情報を書き込んだ「加害者」の情報を「被害者」に開示できるようになります。企業はインターネット上の風評被害に悩まされることが多いですが、この法案は風評被害を減らす救世主となるかもしれません。
新人君:というわけで、インターネット上での発言には責任を持ちましょう!
先輩:2月2日から28日まで「情報セキュリティ強化月間」とする活動が行われました。これはセミナーや講演会、メディアなどを通じて、もっとみんなにセキュリティに関する意識を高めてもらおう、というもの。今年のイベントは終わってしまいましたが、来年もやるみたいなので要チェック!(→詳細)。
新人君:そして今後は携帯電話を狙った偽装サイトやウイルス・スパイウェアなども本格化しそう。ウイルスはパソコンだけじゃないんだなあ。
先輩:自分を守る為にもセキュリティ関係のニュースに目を通すようにしてみてくださいね。

Check Point!
不正行為など社会常識に反することをSNSやブログに書き込まない
炎上した場合でも冷静に対応する。とくにコメント欄は気軽に書いてしまいがちなので注意
インターネットでの発言はいつも誰かに見られている、ということを意識する
セキュリティ関係のニュースに目を通す習慣をつける
中小企業診断士より
インターネットでのセキュリティは、会社側も細心の注意を払い、システムそのものも安全性を高めてはいます。しかし、最終的には自分で責任を持って情報を管理したり、安全な会社を選ぶことが大事なのです。 新しい情報にも耳を傾けながら、安全な利用ができるよう、普段から心がけていきましょう。
四ッ柳 茂樹/有限会社OCL代表取締役社長 中小企業診断士/ITコーディネータ
中小企業に対して経営面から見たIT整備、IT専門でない企業のシステム開発に関する管理・助言などのコンサルティングを行う。幅広い知識と「難しい事をわかりやすく」をモットーとした教え方・アドバイスが好評を得ている。
起業家支援組織ドリームゲートアドバイザーとして、数多くの相談も受けている。
新人君先輩:1年間ご愛顧ありがとうございました。来月からは読者の皆様からの質問にお答えする形で私たちがサポート致します。お楽しみに!!