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創刊1周年!セキュリティ強化に向けてこの1年を振り返る

ウイルス感染は意外なところから!今すぐできる対策は?
新人君:昨年は企業、個人、公的機関の情報漏洩のニュースが本当に多かったなあ。とくに多かったのがウイルスが原因によるトラブル。12月の大橋君がひっかかった暴露ウイルスは記憶に新しいですね。
ウイルスはメールばかりでなく、ソフトからも感染するなんてニュースもありました。
 ウイルスの感染経路は2007年1月の総務省の調査によると、もっとも多いのは電子メールで、全体の97.1%を占めます。ウイルスは迷惑メールを介して配布されることが多いため、OCN迷惑メールフィルタリングサービス(→詳細)やOCNウイルスチェックゲートウェイサービス(→詳細)などを活用し、不要なメールを開いてウイルスに感染してしまわないよう対策をすることが重要です。
 一方で、2006年には大手のソフト配布サイト「ベクター」の配布ソフトにウイルスが混入するという事故が起きました。「ベクター」で配布されているフリーソフトなどは無料でさまざまな用途に使えるため、企業でも数多く利用されています。
 配布されたソフトは、オンラインゲームのアカウント情報を取得することを目的としたものでしたが、ウイルスの中にはハードディスク内のデータの破壊や個人情報の流出を目的としたものもあります。こうしたウイルスはウイルス対策ソフトを導入し、さらに定義ファイルをアップデートして日常的に対策を行なうことが重要です。
 また、大きな情報流出事件で耳にする機会が多かったのが「Winny」です。2006年は特に、WinnyやShareなどのP2Pサービスを狙った暴露ウイルスのニュースが話題になりました。主な事件としては、次のようなものが上げられます。

2006年2月 海上自衛隊 護衛艦の情報が含まれる資料
2006年3月 TBS 出演者情報など約540人分の個人情報
2006年3月 Yahoo!ショッピング 3169件分の業務情報
2006年8月 楽天出店店舗 463件の注文メール
2006年10月 テレビ朝日 108件の番組関係者情報

 2006年に公表された暴露ウイルス関連のニュースは大小合わせて100件近くにのぼります。
 暴露ウイルスの感染経路がWinnyやShareなどのP2Pからだけでなく、インターネットサイトからの感染も増えているのに加え、新種の発生が早いためウイルス対策ソフトの対応が遅れがちです。
 暴露ウイルスにかからないようにするための対策としては、感染源となるWinnyなどのP2Pソフトを仕事用のパソコンに導入しないことが基本ですが、感染経路の増えた現在、これだけでは確実に防ぐことはできません。重要な情報を入れるパソコンはインターネットに接続しない、データを暗号化するなどして流出しても情報の内容が漏れないようにしておく、など常に最悪の事態を想定して十分な対応を習慣づけましょう。
新人君:こんなに情報漏洩していたとは!そういえば先日、ある不動産会社から間違いFAXが届いたんです。内容は不動産会社がオーナーさんに宛てた入居者情報の一覧。ウイルスによる情報漏洩も大切だけど、こういった人為的ミスにも非常に多かったんです。僕も気を付けないといけませんね。
Check Point!
迷惑メールフィルタリングサービスなどを活用してウイルスの感染を防ぐ
ウイルス対策ソフトは更新設定をする
仕事と私用のパソコンは分け、仕事用のパソコンに業務上不要なソフトは入れない
データの管理には責任者を設けてしっかり管理する