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年度末に備えろ! 電子納税で経理処理も超簡単に

企業プロフィール
社名 駒々商事 従業員数 11人
業種 100円ショップなどに流通させる雑貨の企画や輸入を手がける
経緯
4月号で行なったITの導入により事務処理をデジタル化。一気に仕事の効率を改善した駒々商事。それでも毎年この時期、年度末が大忙しなのは相変わらずです。ITで納税や申告を効率化しようと早速調査を開始しました!
4月号を見る
年度末間近! IT化で楽できることを探そう!
 100円ショップなどに流通させる雑貨の企画や輸入を手がける「駒々商事」。昨年4月に行なった営業スタッフの強化と景気回復の継続により、駒々商事の売り上げは引き続き絶好調。その一方で、現状に不満を感じている人もいるようです…。
「なんで銀行窓口は3時までしか開いてないのかしら」。駒々商事ただ一人の経理である谷川さんは、売り上げが伸びたことで税務関係の申告手続きも増え、銀行や税務署への行き来といった仕事量に戸惑っています。2007年1月からはATMでの現金振り込みが10万円までに制限されたこともあり、現金の振り込みのために手続きに時間のかかる窓口に並ばなくてはならないのもイライラの原因です。

 ITの導入で帳簿作業などは効率化できても、官公庁の手続きや銀行での記帳といった物理的な作業は減りません。特にこの時期は年度末ということもあり、休暇もとれず谷川さんのストレスは溜まるばかり。
 ガマンの限界に達した谷川さんは、以前、経理システムのIT化に助言をしてくれた税理士の山岸さんにもう少し作業負担を減らす方法はないかと相談してみました。
 すると、山岸さんは「インターネットを活用するといろいろな手続きができますよ。役所の申告に必要な書類は各省庁のホームページで公開されています。とくに便利なのが、インターネットバンキングです。金融機関に行かなくてもいろんな手続きができるし、インターネットバンキングの受付時間は窓口よりも長いところがほとんどなので、時間の自由も効くようになります。更に、「e-Tax」という電子納税制度を組み合わせると会社にいたままできる手続きが格段に増えます。ただし開設手続きなども必要なので、社長さんと一緒に講習会を受けてみてはいかがでしょう」と言ってくれました。
 
 特にインターネットバンキングについて山岸さんに聞いてみると、特徴は下記の2点だそうです。
(1)インターネットバンキングは、銀行が開設する専用のホームページにアクセスし、ATMと同じように、預金の残高照会、入出金照会、口座振り込み、振り替えなどがパソコンから行えるサービス。振り込み限度額もATMのような10万円までという制約はありません。
(2)インターネットバンキングは、主に個人向けのサービスとして発展してきましたが、セキュリティ技術の向上や社会の需要により、2003年頃から法人向けのサービスも各銀行で始まっています。法人向けに使いやすい次のような機能があり、経理業務の軽減につながるよう工夫されています。

業務軽減につながる機能としては主に下記のようなものになります。
・日時と料金をあらかじめ指定し、自動的に給与の支払いが行える「給与振込」機能
・取引先の口座から振替指定日に自動的に引き落とし、自社口座に入金する「代金回収」機能
・外国為替取引機能
・「e-Tax」へ対応した税金の振り込み機能など


 こうしたインターネットを活用した経理システムは比較的新しい仕組みであるため、企業や個人向けの講習会が頻繁に開かれているそうです。谷川さんは川村社長に事情を説明し、日程を調整して講習会に赴くことにしました。
Check Point!
[1]インターネットバンキングを活用しよう
インターネットバンキングであれば、各種手続きが窓口に行かなくてもよく、取引の受付時間も長い!
[2]電子納税制度「e-Tax」はとても便利
税金の申告や納税までの作業を仕事場で行なえる!まずはインターネットで調べてみよう。
【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)