--- ザ・メインの商店街の存在をアピールするツールとして、2003年にスタートしたのが専用のホームページである。もちろん新聞や雑誌の広告、折り込みチラシ等々、PR方法はいろいろあるが、商店街のイメージにふさわしく、かつ低コストで効率的との観点からの選択だった。
「来店者の多くは40代以上の女性ですから、ホームページにこられるお客様とのズレがあるのは承知の上でした。逆にいえば、いままで当商店街を知らなかったお客様に発信できます。まずウィンドウショッピングを楽しんでいただこうというのが、コンセプトです」(石垣敦男・事務局長)
--- 現在、平日の「お客様」は平均約200名。ブックマーク登録で訪れる「常連客」も半分以上となかなかの人気ページ。さらに、昼休み時間のアクセスが多いことも特徴である。
「ホームページの開設にあたって、もう一つ議論したのがセキュリティの問題でした。アーケード会全体の販促で考えれば、お客様のアドレスを取って問い合わせを受けたり、お知らせを送ったりと双方向のやりとりができるようにするのがベスト。各店舗から送るDMヘの活用やメールマガジンを発行するなど、発展も望めます。でも、そうするにはいくつも問題がある。一つは、ホテルそのものへの問い合わせも入ってきたときの対応の問題。もう一つは、行ったことのない店舗からDMが送られてきたら不信感を抱くお客様もいらっしゃるかもしれないということ。ホテルと当会のイメージと信頼性を守るために、アドレスは頂かないことに決めました」(石垣事務局長)
アーケード会の最新ニュースはインターネットでスピーディに提供し、迷惑メールはOCNの機能でシャットアウト。大切な個人情報の取り扱いは各店舗がこれまで通り責任をもって管理する。デジタルとアナログ、それぞれの利点を融合したセキュリティ・ポリシーはこうして決まった。ちなみに、各店舗のDMには「来店時にご登録いただいた顧客リストに基づいてお送りしています」というお断りを必ず入れているという。 |