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悪いのはファイル共有ソフト!? ネットにひそむウィルスのワナを回避せよ!

ファイルに偽装されたウイルスの巧妙なワナ
 ニュースではファイル共有ソフトが情報漏えいにつながる、と報道されています。しかし厳密にはこうした個人情報の流失はファイル共有ソフトが原因ではなく、ファイル共有ソフトをターゲットとした「暴露ウイルス」と呼ばれるウイルスへの感染が原因です。
 この暴露ウイルスは個人情報の流出を目的に作られたもので、被害としてはカミデジカの大橋君のように仕事用の文書データが流出したり、パソコンに取り込んだ写真をファイル共有ソフトのネットワークで共有化、感染したパソコン自体が他の人から閲覧可能な状態になるなどさまざまです。
 ではどうしてウイルスに感染してしまうのでしょうか。その最大の原因は偽装されたファイルにあります。ファイル共有ソフトでは、動画や写真、音楽データなどさまざまなデジタルデータが流通しています。しかし、こうしたファイルの中には、偽装して一見無害なデータのふりをしたウイルスが混在しているのです。
 「偽装」と呼ばれるのには理由があります。ウイルスの多くは、ほとんどが拡張子「exe」である実行形式のファイルです。ところが偽装することで、アイコンを別のものに変更されていたり、長いファイル名を付けて拡張子を目立たなくさせたりすることでクリックを誘発、ウイルスに感染させる仕組みとなっています。
Check Point!
ファイル交換ソフトの利用者からのウイルス感染と発病経路!
[1]
ファイル交換ソフトで動画ファイルをダウンロード
↓
[2]
偽装されたファイルとは知らずにクリック
↓
[3]
暴露ウイルスが起動し勝手に情報の共有やアップロードが行われる
ウイルスの主な偽装方法

(1) ファイル名を省略
Windowsではファイル名が長いと後半を省略する仕組みとなっています。これを利用して偽装ファイルでは「\0通信.txt             .exe」といったようにファイル名の後ろにスペースなどを挟んで拡張子を見えなくする工夫がされています。


ウイルスの主な偽装方法 [ファイル名を省略]


(2) アイコンの偽装
実行ファイルのアイコンを動画のアイコンに偽装することで、ファイルの種類を誤認させるようにしています。


ウイルスの主な偽装方法 [アイコンの偽装]