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--- 小林院長が電子カルテを含む患者データベースづくりに着手したのは、約3年前。だが当初、取り組みはなかなか思うようには進まなかった。
「患者さんが人間なら問診しながら必要事項を入力できますが、動物相手ではそうはいきません。診療時間が終わってからの入力作業となると、深夜までかかってしまう。ハッキリ言って一度、挫折しました(笑)」
--- それでも小林院長は諦めなかった。比較的来院患者数の少ない秋から冬の時期を利用してコツコツと作業を継続。来年度からは専任の事務スタッフを増員して、データをフル活用できる環境を整備していく計画である。
「年齢や性別、来院歴程度の情報なら簡単でしょうが、一人ひとりの飼い主に届く、カスタマイズされた情報を提供するためには、家族構成や飼育環境、経済状態などペットを取り巻く状況をキチンと把握しておくことが大事なんです。そのためには、それが可能な場と人、ツールの3つが必須条件です」
--- 患者データベースは現在進行形だが、スケジュール等を共有するグループウェアはすでにフル稼働中。院内LANで、診療室や事務室、カンファレンスルームのどこでも見られる仕組みが整備されている。
「院内LANとグループウェアは、当病院の生命線の一つ。これがないと仕事になりません」
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IT活用度を
自己採点してもらいました。 |
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グループウェアをフル活用中。患者データベースの充実でさらに活用度アップの見込み。 |
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海外出張時も携帯電話は忘れずに持参。
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業務連絡はすべてメール。全員が一日一回、必ずチェックする。 |
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| ▲ 院内随所に、患者データベースとグループウェアの両方が一度にチェックできるシステムを導入。 |
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自己採点は「フツウ」の「3」だが、それも目標設定が高いため。「ユーザーが個人情報を活用できる環境」を実現するツールの一つとしてITを捉えている。単なる業務効率化にとどまらず、ビジョンを実現するためのIT活用という発想は、見習いたいもの。
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