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--- 経営が苦しくなってくると、企業はどうしても守りの姿勢に入ってしまう。視野も狭くなるし、発想も広がらない。それが競争力を削ぎ、業績をより悪化させるという悪循環を招きよせるのである。
「例えば、経費の節減がそうですね。小さな削減に気をとられて、逆に効率が悪くなってしまうのです。現場のニーズを無視して、効率の悪いIT機器を使用していました。まず、ここを変えようと、ディスプレイを変え、最新のソフトを導入しました。短期的にはコストアップになりますが、効果は決して小さくありません。近視眼的な、数字上のコスト削減では意味がない。創造性のアップや売上拡大につながるコスト削減をめざすべきだと思っています」
--- 数字上のコストだけに気を奪われていると、視野はますます内向きになる。旧S社の例でいえば、「自分たちの設備でできる範囲の仕事」に意識が固まり、習慣化してしまっていた。当然、いままでやったことのない仕事には手をださなくなる。そこに市場やニーズがあっても、チャレンジできなくなってしまうのである。
「それが変わるキッカケとなったのは、DVD制作の仕事でした。
私が台湾で協力工場を探してきたことも、刺激になったのかもしれない(笑)。できないからやらないではなく、できる仕組みをつくろう、自分たちでもノウハウを勉強してみようという風に、変わってきたのです。そうなると、もともと優秀な人たちですからね、自分たちで考え、工夫することで仕事のやり方が変わり、効率もよくなる。結果として業績もあがりました。昨年度2億5000万円の売上が今年度は2倍、5億円が見込まれています」
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IT活用度を
自己採点してもらいました。 |
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ソフトを最新のものに入れ替え、業務効率をアップ。 |
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現場で機械を止めずに連絡ができるようにと、全社員にケータイ。 |
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コミュニケーションツールとしてメールを活発に利用。 |
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| ▲ 省スペースのノートパソコンをフル活用。伸び伸びと仕事がしやすい環境づくりも、同社のポリシー |
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「わが社のIT度はまだまだです」とサンパートナーズ・加藤社長。部署毎に業務処理を行っている現在の体制をまずソフトのバージョンアップで効率化を支援、「将来的にはLANへ移行」の予定。ムリのない段階的計画は、参考になりそう。
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